峯っ子だより  4月号

いのちいっぱい じぶんの 花を

校 長 渡邉俊也

「いのちいっぱい じぶんの 花を」

これは、あいだ みつお さんの言葉です。桜の花が満開の今、この言葉がとても重く感じられます。

平成24年度、新入児童2名を迎え、全校児童14名、職員9名でスタートしました。1年生の2人は、とても元気に暮らしています。入学式や朝礼等では、緊張気味で返事もやや小さめですが日常の生活では、大きな声で返事をしたり笑ったりする声が聞こえます。職員も、初めて田峯小に勤務する者が3人いますが、それぞれが子どもと接しながら、田峯小学校に慣れようと一生懸命過ごしています。

clip_image002 桜の花が咲き、風が穏やか吹き、暖かな陽ざしが教室を明るくしています。日本の春の一番素敵な「時」を味わいながら、子ども達は新しい学年で、はりきって生活しています。このような春に、新しい年度を迎えるというのは日本ならではのことだと改めて感じます。すべてが躍動する春という季節を、新しい気持ちで過ごせることを大切に思える子ども達であってほしいと思います。そして、私たち大人は、その子ども達を大切に育みながら自分たちも一歩ずつ成長していきたいと思います。

あいだみつおさんの言葉に、こんなものもあります。

木の芽がのびるのは やわらかいから

子どもの心と体は、まさにこの言葉の通りです。そして、この春がその「時」です。私たちは、子ども達の伸びようとする力を大切にすると共に、自分自身も、「やわらかさ」を持てるように心掛けたいと思います。

田峯小学校は、地域の方々に見守られながら毎日を過ごしています。そのやさしさは、他の地域にはない「温かさ」があります。今年1年田峯小学校を見守りいただくとともにご支援ご指導をお願いいたします。

≪会員のページ>

clip_image004clip_image005

転入職員あいさつ

“楽しく厳しく”をモットーに

5・6年担任 村松 健太

 本年度5・6年生を担任させていただclip_image007く村松健太と申します。昭和61年6月10日生まれのふたご座、今年で26歳になります。生まれは旧津具村で、今回の異動で故郷の北設楽郡に戻ってきました。高校に入る15歳の時に北設楽郡を離れ、豊橋市へ、大学に入る18歳の時に鹿児島県へと渡りました。鹿児島大学では教育学部学校教育教員養成過程に入り、心理学を専修していました。専門は教育心理学で主に学習意欲や動機づけ、やる気といった分野が研究対象でした。 研究の成果を生かして、子どもたちのやる気を伸ばしていけたらと思っています。

教員になる時に愛知県に戻り、3年間、豊川市の小坂井西小学校で教鞭をとっていました。そして、今年度、田峯小学校に転任となり、故郷の北設楽郡に帰ってきました。前任校は全校で650名おり、ギャップに戸惑う毎日ですが、新しいことだらけの一年の始まりにとても期待しています。「楽しく厳しく」をモットーに、14名の子どもたちと頑張っていきたいです。ご迷惑をおかけすることもあると思いますが、全力で取り組んでいきますので、一年間よろしくお願いします。

お人形に見守られながら

3・4年担任 稲垣 博已

昨年の4月、集合学習の会議を行うために前任校の清嶺小学校から、初めて田峯小学校へおじゃましたときのことです。玄関を入ると左側にガラスケースがあり、人形がたくさんならんでいました。その真ん中に座っていたのが「グレース」でした。実際に見るまでは、もっと大きなものだとばかり思っていましたが、案外小さくかわいらしいものでした。校舎の外観は、歴史を感じさせますが、中に入ると耐震工事が終了したばかりのまぶしいほどきれいな校舎でした。こんな歴史のある学校で勉強できる子どもたちを少しうらやましく感じたものでした。それが今年度からこの校舎で自分も勉強することになり、実は自分が一番おどろいています。

clip_image009 毎日、廊下を歩くと目が合うお人形さんたちに「がんばれ。」と応援されている気がする今日この頃です。なれないことも多く、あわただしい毎日を送っています。あわてて歩くので、こっそり滑っています。こんな私ですが、一日でも早く田峯小学校の一員になれるようにがんばりますのでよろしくお願いします。そして廊下で転ばないように落ち着いた行動を心がけていきたいと思います。

社会人としてのスタート

主事 大北 亮

この春から田峯小学校の事務職員としてお世話になる大北亮です。今回こうして田峯の皆さん方の温かい人柄や、元気な子供たちの笑顔の中で勤務できることに喜びを感じつつ、新しい環境の中、大きな驚きと感動を味わう毎日であります。

そこで自己紹介を兼ねて、私の生まれ育った町の紹介をしていきたいと思います。私の生まれ育った大阪府の泉佐野市は大阪の都市部というよりも、和歌山寄りの小さな田舎町です。そこではタオル産業や野菜の栽培などが盛んで、あちこちに落ち着いた畑の風景が広がっています。そんな静かな町にも、秋にはだんじり祭りという秋の収穫を祝うお祭りが催され、沢山のやぐらが道を連ね、大勢の人たちが祭りを楽しみ、祭りの掛け声が連日続くという、非常に活気にあふれた時期となります。

そんな私の小学校のころを思い出すと、そうした祭りや行事に参加するたびに感じたことは地域の人たちの温かさでした。普段は仕事であまり見かけない友人の両親にも祭りの日には出会い、気さくに話しかけてくれたり、面白い話を聞かせてくれたりした事が、当時も今もとてもいい思い出として残っています。

clip_image011そしてこの美しい桜の木々に囲まれた田峯では歌舞伎を毎年披露するという、地元の泉佐野市とは全く違った新しい文化に触れる機会を与えられたことに対し非常にうれしく思っています。

こうした地域の取り組みを通して、1日でも早く皆さんと親睦を深めていくことができればいいなと考えています。慣れないことや分からないこともまだまだ多いですが、どうかこれからよろしくお願いいたします。

2020年10月

        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31

月別 アーカイブ