訪米シリーズ~最終回~

第8回青い目の人形アメリカ訪問clip_image001

ホームステイ

4 年 小川多貴

わたしがアメリカ訪問で一番楽しみにしていたことは、ホームステイです。ホームステイをした4日間は、期待通りとても楽しい物でした。

わたしがホームステイをしたイバタ-アレンスファミリーは4人家族で、犬とねこを飼っていました。お母さんの名前はキャサリンです。日本語がわかる人だったので、わたしたちが話すこともほとんどわかってくれました。言いたいことをうまく伝えられないことが一番心配だったので、とてもほっとしました。

家族の中には私たちと同じ4年生の、エリザベスという女の子もいました。エリザベスは公文に通っていました。アメリカにも公文があるなんて知らなかったので驚きました。学校から帰って、エリザベスが公文に行っている間、わたしたちはお母さんのキャサリンと一緒に、スーパーマーケットに行きました。アメリカのスーパーマーケットは日本よりも品揃えが多かったです。一番いんしょうにのこっているのはジャムです。すごくたくさんの種類のジャムを売っていました。それとは反対に魚はあまり売っていなかったです。

clip_image001その日の夜は、エリザベスのお友達も来て、みんなで手巻き寿司パーティーをしました。エリザベスが踊りを見せてくれたりして、今までで一番楽しい夜でした。

はじめは、アメリカの人と仲良くできないんじゃないかと思ってとても心配でした。でも、わたしのホストファミリーはとても明るくて優しい人たちでした。エリザベスとも仲良くなれて、とても楽しい4日間でした。

学 校 交 流

4 年 山本実乃里

わたしが学校交流の中で一番緊張したのは、全体交流会でのリコーダーです。わたしは緊張すると、すぐに息切れしてしまいます。4曲演奏した中で、3曲はだいたいうまくできました。でも『上を向いて歩こう』だけは、アメリカの子が手拍子をしてくれたけれど、曲とリズムが合わなかったので、うまくいきませんでした。

自己紹介では、マイクを持って話したのでとても緊張しました。練習でも自分の番が来ると手がふるえてしまいます。本番でもそうだったけれど、ちゃんと大きな声で言えたし、英語もちゃんと通じたと思うので良かったです。広大くんが自己紹介の時、レゴが好きだと言ったらすごく盛り上がったので、アメリカの子もレゴが好きなんだなあと思いました。

clip_image002伝統遊びの紹介では、わたしは康佑君と一緒にけん玉を紹介しました。これまで日本で練習してきたことを生かせるようにと思ってがんばりました。もしもアメリカの子がけん玉のやり方を間違えていたら、もちろん英語で教えてあげます。わたしが見た限りみんな一生懸命けん玉をやっていました。とてもうれしかったです。だからわたしも、知っている限りの英語で教えてあげました。練習している内に、アメリカの子もすごく上手になってきたので、これだとわたしの方が負けちゃうなあと思い、『もしかめ』を見せてあげました。そうしたら、

「ブラボー。」

と言って、すごくほめてくれました。すごくうれしかったです。

授 業 体 験

4 年 泉保琴麻

わたしは国語の授業を体験しました。先生が言っていることがわからなくて、ただ聞いているだけでしたが、ときどき知っている単語が出てきました。次に、地球の絵をかきました。かくのに夢中になっていると、康佑君のお母さんが見に来てくれました。絵を見てもらったら、

「上手だね。」

と言ってくれたので、うれしかったです。

clip_image003 その夜は、ホームステイ先のお母さんが、壮くんと広大くんのステイ先に連れて行ってくれました。そしてみんなで夕食を食べました。夕食はローストビーフ、ブロッコリー、ジャガイモなどです。

「ポテトは日本語でなんて言うの?」

と聞かれたのに、緊張のあまり忘れてしまって言えませんでした。夕食は自分で食べたいものを好きな分だけよそって食べるので、楽しかったです。食後はみんなでレゴやウィーで遊びました。とっても楽しかったので、帰るとき少しさみしくなりました。

ホームステイ

4 年 竹下裕唯

わたしは、アメリカ訪問にはホームステイがあるよ、と聞いたときからホームステイのことがとても心配でした。初めて会う人たちと仲良くできるか、すごく心配だったし、ホストファミリーに会う前は、すごく緊張していました。でも、初めてホストファミリーに会ったとき、笑顔でむかえてくれて、とても親切にしてくれました。すごくうれしかったし、ほっとしました。

ホームステイは楽しいことがたくさんありましたが、中で一番印象にのこっているのは、地下室と、食べ物のことです。

わたしがホームステイをしたウィルキンスさんファミリーの家には地下室がありました。地下室があるだけで、わたしはとてもびっくりしましたが、地下室がとても広くて、ホッケーができることにはもっと驚きました。みんな、意外と強くてびっくりしました。とくに、アンナちゃんとジョニー君は強かったです。でも、わたしも3回勝ちました。うれしかったです。

clip_image005 もう一ついんしょうにのこっているのは食べ物のことです。朝ごはんで食べたクロワッサンは、日本で食べるものよりずっとおいしく感じました。アメリカのスーパーマーケットにも連れて行ってもらいました。とても広くて、いろいろなものが売られていましたが、その中におすしもあってびっくりしました。アメリカの人もおすしを食べるんだなあ、と思いました。

アメリカは飛行機で12時間もかかるのでとても遠いけれど、またいつか、ウィルキンスさんの家に行って、アンナちゃんやジョニー君と遊びたいです。

日本とちがうアメリカの小学校

5 年 近藤綾美

clip_image007私の思い出は学校交流です。特にアメリカの子との授業が思い出に残っています。1時間目は算数でした。アメリカは日本と違って、1つの単元について集中的に勉強するのではなく、いろいろな単元を短時間でいくつもやっていました。それもみんな同じようにやるのではなく、2人組になってやりました。内容は手の長さをはかったり、数字のカードを使ったゲームで足し算をしたりするような日本にはないやり方で授業をしていました。2時間目の図工も、有名な絵の模写で、日本ではないようなことをしていました。私にとってその違いがとても楽しかったです。

心に残ったアメリカでの歌舞伎

5 年 原田広大

clip_image009 ぼくがアメリカ訪問で一番心に残っているのは歌舞伎です。歌舞伎の2回目の公演の時が心に残っています。2回目の公演会場はとても広くて、田峯の客席の7~8倍ぐらいあるとても大きなホールでした。ぼくは梅王丸という役をやりました。梅王丸は荒事の役なので強そうに見せるのがともて難しい役です。しかも、ホールはとても広かったので、練習の時よりもさらに大きな声を出さなければいけませんでした。しかし、広いホールでも大きな声が出せたし、所作も大きくできたので良かったです。歌舞伎が終わってロビーに出たら、見に来てくれた人たちが「上手だったよ」と言ってくれたので歌舞伎の面白さを分かってもらえたと思います。

Thank you from the bottom of my heart!

(心の底からありがとう!)

5 年 神田康佑

clip_image011ぼく達は1月17日から26日までアメリカ訪問に行ってきました。たくさんの思い出の中で特にぼくの思い出に残っているのは歌舞伎です。歌舞伎の演目は車引きで、ぼくは時平公の役をやりました。ぼくが特に難しかったところは、手を大きく回してから見得を切る所作と梅王丸や桜丸をにらみつける場面です。1月20日に1回目の歌舞伎公演がサウス中学校でありました。サウス中学校の公演ではウィンザー小学校の子が仕丁役で参加してくれました。2回目はイリノイ大学で公演をしました。大きな声が出たし、所作も大きくできたと思います。このアメリカ訪問でとても貴重な経験ができました。こんな経験ができたのもアメリカ人、また田峯の人たちに支えられたからこそできたと思います。ぼく達を支えてくれた人たちにみんなに心から感謝しています。

Thank you コノパッキー・ファミリー

6 年 後藤克希

ぼくのアメリカ訪問の思い出は、ホームステイです。ぼくのホームステイ先は、第6回訪米で一番上の兄がホームステイしたところと同じでした。その弟が来たということもあり、すぐに仲良くなりました。ぼくは、英語で話しかけられて、意味がわかるものもあればわからないものもありました。テレビゲームの途中、ホームステイ先の子が「ウェイト!」と康佑くんに言いました。ぼくclip_image013はその時、意味がわかったのですぐに康佑くんに伝えることができました。また、ホームステイ先のママさんが、インターネットを使って英語を日本語に翻訳して見せてくれました。それはとても助かりました。3日目の夜、ぼくと康佑くんはホストファミリーに頼まれて、日本から持っていったリコーダーを演奏しました。演奏したらとても喜んでくれました。ホストファミリーの人たちに最後にしっかりお礼ができて良かったです。

気合の入った演技

6 年 田村 壮

ぼくのアメリカ訪問の一番の思い出は歌舞伎です。ぼくの歌舞伎の目標は「梅王丸と所作を合わせる」と「おなかに力を入れてセリフを言う」の2つでした。毎日この2つのことに気をつけながら練習をしてきました。

clip_image015そしてアメリカでの最初の公演の日が来ました。緊張せずにいつも通りやろうと思っていましたが、やはり緊張のせいか所作を間違えてしまいました。2カ月も練習してきたのに失敗してしまったのでとても悔しかったです。でも、そのおかげで、次の公演は絶対に成功させるぞという強い気持ちで臨めました。しかし、本番を待っている間時差ボケのせいか眠たくなってきました。そこで克希君に気合いを入れてもらい、何とか集中して演技ができました。自分がセリフを言っているときにホールに声が響いていることに気づきました。とても気持ちよかったです。2回目は大きな失敗もなく、うまくできたと思います。とても緊張したけど今までで一番いい演技ができました。アメリカのお客さんからたくさんの拍手をもらえたのでよかったです。

2020年10月

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