8時05分の職員打ち合わせを大急ぎで済ませて教室に向かうと、すでに階段から美しい声が聞こえてきます。
8時10分から8時20分までのたった10分間ですが、ごらんのように、ちょっと変わった並びで練習をしています。
この並びの意味、おわかりでしょうか。よい歌声を創るために、ものすごい効果があるのです。
正解は、3年の一人一人が自分の歌声を、2年や1年の生に聞かせているところです。縦割りでの練習で、3年生はリーダーとしての自覚が育ちます。2年生は3年生を支える働きをします。1年生は先輩たちへの尊敬の気持ちが生まれ、どんどん上手になっていきます。
異学年の声が日に日に1つになっていきます。
こうして東栄中の素晴らしい合唱が創られるのです。