助産師の川口先生を講師としてお迎えし、「いのちの学習」を1年生で行いました。この学習は、町のいきいきしたら計画のいのちの教育の一環として行われているものです。
妊娠から出産までの赤ちゃんの成長の過程を骨盤や子宮、赤ちゃんの模型などを使って詳しく説明してくださいました。生命のつながりや成長の神秘さを感じることができました。
また、妊婦体験としておもりをつけた装具を身につけて、お母さんの体内に赤ちゃんがいるときの重さや大変さを実体験しました。本物(冷凍)の胎盤も持参くださり、間近で見たり実際に(手袋越しに)触ったりさせていただきました。
いのちが生まれることの大変さや、いのちがつながることの神秘さを実感できたようです。貴重な学習の機会となりました。
今年度の卒業式を行いました。４年ぶり、令和になって初めて、来賓をお招きして卒業を祝うことができました。その分、小規模校らしいアットホームな雰囲気での式となりました。
学校、PTAからの卒業記念品は、4人の生徒に一人ずつ手渡しをしました。校長式辞、ＰＴＡ会長祝辞のみ行い、教育委員会告示、町長祝辞は事前の書面でいただき、印刷して配布しました。会長さん祝辞では思いがあふれ、声が途切れる場面もありました。
在校生送辞では、卒業生とともに過ごした日の思い出と感謝の気持ち、これからへの決意の気持ちが伝わるものでした。この13人で歌う最後の合唱曲「結」は気持ちが一つになり、会場に美しく響き渡りました。
卒業生答辞では、コロナ禍の試練を乗り越えた3年間の、また４人それぞれの思い、そして決意が伝わってきました。4人の卒業生の人柄がにじみ出る温かな内容でした。あふれる思いに、卒業生自身の目にも涙がこぼれ、言葉に詰まるときもありました。それでも、自分たちの思いを伝え、歌い切る姿と、参列者全てが会場全体が温かく見守る雰囲気で会場全体が何とも言えない温かな感動の空気に包まれました。４名の人柄と会場にいるものとの絆がこの空気を作り上げたように感じました。
校歌も久しぶりに(通達もあり、生徒職員のみでしたが）斉唱ができました。
在校生、卒業生それぞれの思いを伝え、伝わるとてもよい式になりました。
式を終え、４名の卒業生はさわやかに津具中学校、そして中学校生活に別れを告げ、それぞれの新しい道へと旅立っていきました。
7名の卒業生の今後の輝く未来を願うとともに、これからも応援していきたいと思います。また、卒業生に心温まるメッセージをお寄せくださった方々ありがとうございました。
卒業おめでとう！
1.2年生が、3年制に感謝の気持ちを伝え、最後の楽しい思い出をつくろうと、卒業を祝う会を行いました。
講堂に3年生を招いた後、最初はレクリエーションで楽しみました。3年間を過ごした思い出の校舎をめぐる校内かくれんぼと、3年生の頭上の紙に書かれた人物を3つの質問から推測して答える誰でしょうクイズで楽しいひと時を過ごしました。
最後に、3年生への感謝の気持ちを伝える色紙をプレゼントしました。
会の後、3年生から会へのお礼の意味も込めて1，2年生それぞれへのメッセージをつづった色紙が手渡されました。
最後の楽しい思い出作りと13人のつながりをさらに強くする機会となりました。
後期の生徒会活動を振り返り、来年度へつなげる後期２回目の生徒総会を行いました。生徒会活動は、生徒の自治活動であり、将来の社会生活や政治への意欲、関心を高める場でもあります。そこで、今回はこうした意識をより高めようと、津具支所内にある旧津具村議場をお借りして行いました。
本物の議場の重厚な雰囲気に少し緊張した面持ちでしたが、執行部、委員会の活動のまとめの提案の後、それぞれ質疑応答が行われました。１，２年生からも、来年からの生徒会活動をイメージして具体的活動内容や反省点を問う質の高い質問がなされていました。
生徒総会に続き、来年度の生徒会役員立候補者による立会演説会、役員を決める選挙を行いました。今回は、会長、副会長、書記の３名の枠に５名の生徒が立候補しました。
立会演説会では、５名それぞれに、自分の目指す津具中の姿、またそこに向けてどんな活動をしていきたいのか、明確なビジョンをもっていることがわかる演説内容でした。
引き続き、選挙を行い、即日開票、３名の生徒の当選が決まりました。任期は、３月１日から６か月間です。
３名の新役員の活躍に期待です。
