降雨もあり前日の準備が十分にできませんでしたが、早朝より保護者の方のご協力もいただいて準備を進め、予定通りの時間に開始することができました。屋外で開始できるのは3年ぶりです。そして、制限なく観客のみなさまに来ていただけるのは令和元年以来5年ぶりです。
開会式では、生徒代表あいさつ、選手宣誓で津具中最後の体育大会に込める力強い決意が語られました。また、来賓代表として土屋町長様にも、卒業生としての思いを込めたご挨拶をいただきました。
最初の種目は、100m走です。卒業生、元職員が参加し競技を盛り上げてくれました。
続いては一般参加種目ボール運びです。二人組で新聞紙にボールを乗せて運び、ブールをバトン代わりにリレーをします。その場で組んだペアですが、みなさん息の合った動きでした。また今年は中学生も参加しました。
そして、1000m走です。男女混合2組に分かれてタイムを競いました。卒業生、保護者も参加し、後輩を、そして我が子の走りをサポートしてくれました。また、この種目では男子3名、女子1名が校内記録を更新する新記録を打ち立てました。
その次は、生徒会種目借り物競走です。人数調整のため、1人または二人三脚でトラックを半周し、朝礼台前に置かれた札を選び、そこに係れている言葉に該当する人物を連れてきます。当てはまる方が会場に一人しかおらず苦労したペアもありましたが、楽しく競走できました。
休憩をはさみ、盆踊りコンテストです。夏休み中からアイディアを練り準備と練習を重ね、紅白それぞれに工夫を凝らしたパフォーマンスを繰り広げました。
ここで、一般種目玉入れです。2分間1回勝負。用意した玉が全部かごに入りそうな勢いは、津具地域の方に勝負に対する熱意が玉に乗り移ったかのようでした。
続く種目は、学年対抗の長縄跳びです。生徒と職員が縄を回す宇年を分け、人数調整を図って行いました。2分2回戦の合計跳躍回数で競います。一位と3位の合計差がわずか6回と僅差の大熱戦でした。
ここで、復活した一般種目じゃんけん大会を行いました。4段に構える中学職員に4連続で勝つと勝ち残りです。しかし、考案した職員の想定をはるかに上回るスピードで決着がつき、ここでも津具地区の方の勝負強さが存分に発揮されました。
ついに最終種目、混成700m混成リレーでは、バトンとともに紅白それぞれチームの心をつないで走りました。
閉会式は、盆踊りコンテスト、総合優勝の赤組、長縄優勝の2年生、1000M走の新記録を樹立した生徒への表彰を行いました。そして、PTA会長さんからのあいさつとで津具中最後の体育大会は幕を閉じました。
閉校式後、当たり前のように毎年片付けを手伝ってくださる参加者のみなさまの温かい心遣いに本当に感謝でいっぱいです。ご参加くださった全てのみなさまの心にこの体育大会の思い出として刻んでいただければうれしく思います。ありがとうございました。