2017年2月アーカイブ
2月24日(金)の午後、後期第2回生徒総会が開催されました。執行部や各委員会から後期の活動状況や反省をふまえた全校への要望、来年度への希望などが提案され、承認をうけました。生徒たちは、学校における共同生活を楽しく充実したものにするため」に「一笑懸命~Smile for All,Smile for One~」をスローガンに掲げて、多くの取り組みをしてきました。みんなのために、がんばりました。
本年度は、全校生徒22人で進めてきました。来年度は全校生徒19人で進めていくことになります。「よかったから継続したい」という気持ちはわかりますが、同じことをしなくてはいけないと考えるのではなく、何のためにするのかをよく考えて、人数に合った活動にしていく工夫が必要になります。
2月15日(水)に、したら保健福祉センターの保健師の今泉さんを講師にお招きして、「性感染症とその予防」の学習と「いのちの学習のまとめ」を行いました。
はじめに「性感染症とその予防」の学習をしました。プレゼンテーションや色で感染の様子をイメージできる実験、話し合いなどをとおして、「性感染症とは何か」「感染のしくみ」「こんなときはどうする?」といったことを学びました。
その後、「これまでの、いのちに関する学習から、皆さんへのメッセージ」と題して、「いのちの学習のまとめ」を行いました。3年生の生徒たちが、津具保育園の年長のときからはじめて、これまでに5回(年長、小学5年、6年、中学1年、3年)行ってきた「いのちの学習」の様子を、今泉さんが、パワーポイントを使って紹介してくださいました。生徒や関係した人たちの、そのときの感想や写真の紹介に、生徒の成長と積み重ねのすばらしさが、感動をもって感じられました。
最後に今泉さんから、「自分の将来を見すえて、自分で自分の生き方を決めることができるようになってください。」「保健センターは身近な場所。困ったら、一人で悩まずに来てください。」というメッセージをいただきました。生徒の感想には、感謝の言葉があふれていました。ご指導、本当にありがとうございました。
卒業を迎える3年生のみんなが、健康で豊かに暮らしていけることを願っています。
1年生の4人が、豊橋市教育委員会主催の「小柴記念賞」に、理科の「水の通り道」の学習で取り組んだ実験を「ダイコンの導管」という一つのレポートにまとめたものを応募したところ、「学校賞」に入賞しました。小学校36校219点、中学校14校115点の応募があり、中学校では、豊橋市立中部中学校と本校の2校が「学校賞」に入賞しました。
小柴記念賞とは、平成14年12月に豊橋出身の小柴昌俊先生が「ニュートリノ」の検出でノーベル物理学賞を受賞されたことを記念して、理科好きの子どもたちを育て、将来にわたって深く科学を追究していこうとする意欲を育てようと設けられたものです。身の回りの自然の中で不思議に思っていることや調べてみたいと思ったことを研究したり、自分のアイデアや発想を生かした制作物などをつくったりして応募します。
1年生の4人は、セロリ、アスパラガス、アジサイの茎の「水の通り道」様子やダイコンとニンジンの根の「水の通り道」を調べたりして、興味や理解を深めました。
本校の理科室に掲げてある小柴先生の言葉を、改めて読んでみました。「理科はね 自分でやってみると とてもとても 楽しいものですよ。(平成14年10月 小柴昌俊)」
賞状は2月20日(月)の朝礼で伝達する予定です。
2月13日(月)、第3回学校保健員会を開催しました。本年度の活動テーマは「自己肯定感を基盤にして、自分で自分の心と体を大切にできる津具中生の育成 ~自分にあった生活リズムを考え、実行し、朝からスカッと過ごせるようにしよう~」です。
まず、本年度の活動について振り返りました。5月の「親子学習」では、コミュニケーションツールの使い方についての講話とルールづくりを行いました。7月の「親の学び家庭教育研修」では、「中学生の睡眠と生活リズム」のお話をうかがったり、家庭での様子を話し合ったりしました。生徒会活動の「健康フェスタ」や「笑顔の日」なども、心と体を大切にすることにつながる活動として実施してきました。
情報機器についてのアンケートや1月の心と体の健康に関する事前のアンケートの結果などをふまえて、校医さんや保健師さん、保護者の方々や津具小学校の先生からご意見やご指導をいただきました。ありがとうございました。
今年の反省をふまえて、大きなテーマは継続し、来年度の具体的な活動を考え、子どもたちの健やかな成長を支えていきたいと思います。
2月10日(金)、設楽町中学生海外派遣事業(海外研修)の交流先のアメリカシカゴ近郊のアーリントンハイツから教育委員のエリンさんとサウス中学校副校長のエリー先生、教育委員会広報担当のアダムさん、そして毎年、海外派遣事業のお世話をしてくださっている米国在住の平松さんが、設楽町の関係の方々と共に来校されました。2月8日に来日し、設楽町の小中学校を訪問しています。
はじめに授業を参観していただきました。(1年体育、2年社会、3年数学)そして、全校合唱を聴いていただきました。曲は「ハナミズキ」です。アーリントンハイツに海外研修で訪問する津具中学校の3年生の合唱を聴いたことがありますが、全校の合唱を実際に聴けて、とても美しくて感激したとおっしゃっていました。
2年生は、3年生になって、平成29年5月17日から5月24日の日程で訪米する予定です。海外研修が、ますます楽しみになったと思います。
1月31日(火)学級活動の時間に全校で「自己肯定感の振り返り」の活動をしました。はじめに、生徒が各自のワークシートに、6月、10月、1月の年3回行った自己肯定感の測定結果を記入し、気づいたことや思ったことを書きました。次に原田先生が、津具中生の傾向について説明をし、その後、グループごとに、どうしたら自分のよいところに目を向け、自分で認めることができるか話し合い、発表しました。
最後に、グループで輪になって、隣の人に感謝の言葉を伝えながらぬいぐるみを回す「ありがとうおくり」をしました。
こうした取り組みをとおして、自分や友達のよいところに目を向けるようになって、お互いのよさに気づくことで、津具中のみんなが、もっと気持ちよく生活できるようになれると思います。
1月30日(月)の朝礼で、こころの健康に関する「標語コンテスト」の表彰伝達をしました。津具中学校関係の入賞は次のとおりです。
したら保健福祉センター主催
こころの健康推進標語(いきいきしたら計画「こころに関する標語」募集)
優秀賞「ありがとう 心をつなぐ 合い言葉」土屋琳さん
特別賞「どうしたら(設楽)?迷わず相談 したら(設楽)いい」今泉花梨さん
保健給食委員会(生徒会)主催
こころいきいきキャンペーン標語コンテスト
1位「ありがとう 心をつなぐ 合い言葉」土屋琳さん
2位「大丈夫 あなたはきっと 一人じゃない」木下潮音さん
3位「思いやり 心に届く 温もりを」磯貝大夢くん
3位「みとめあう あなたとわたしの 違いをね」髙木さくらさん
標語づくりをとおして、こころの健康やいじめ防止のことを考えたと思います。標語という「ことば」に表した思いを、今度は実際の「行動」や「考え方」につなげていきましょう。そうすることで、実際の生活が、本当によりよくなっていくと思います。みんなが「こころいきいき」とした暮らしを送れることを願います。
なお、朝礼で、佐々木莉穂さん、今泉花梨さん、上村晴さんの3人に「体力章」が授与されました。