絶好の運動会日和となりました。午前7時から、大勢の保護者の方が準備に駆けつけてくださいました。おかげで、あっという間に準備が整いました。今年のスローガンは「シリウス~一人一人が最高に輝く一等星になろう~」です。どんな輝きがみられるか、わくわくしてきました。
「かっこいい」をめざしたオープニング。リズムをとりながらの入場に続いて、音楽情報委員会によるリズム遊びです。児童会長が、今年復活した源平戦やスローガンに込めた思いを力強く話し、東栄小学校運動会が幕を開けました。ラジオ体操を指揮するのは、運動委員会。コロナと熱中症対策を呼びかけるのは健康委員会、写真と得点担当は図書委員会です。
1・2年生の勝負は「まんぷくリレー」。リレーで速さを競うと同時に、白米と赤飯をたくさん食べた満腹度でも競います。お茶碗にできるだけ多くよそいますが...途中で落としたら拾わなければいけません。デカパンでぴょんぴょん跳ねるように走る姿が、最高にかわいらしかったです。勝負は...1対1の引き分けでした。
3・4年生は、東栄小伝統の一輪車です。「力を合わせてTTH」。レースに先立って、それぞれが得意な乗り方で入場しました。3年生は、ボールや棒、フラフープをつかったり、手をつないだりして入場しました。4年生のテーマはオリンピック。五輪に続いては聖火リレー、そして各種競技と続きました。ホッケー、ラグビー、重量挙げ、バスケット、野球...。まさか、一輪車で再現できるとは思いませんでした。競技は、玉入れと、ハイスピード、棒を使ってリレーしていきます。大接戦の結果、トータルわずか数秒差で、白組の勝利となりました。 2-1で、白が1点リードです。
全校による紅白リレー。本番は力が入りすぎたのか、バトンパスのミスがいつもより多かったです。でも、真剣なこの表情。一人一人が全力でバトンをつなぐリレーは、やはり運動会の花形です。リレーを制したのは紅組。 2-2の同点になりました。
PTAの企画による「ソーシャルディスタンスで大玉運び競走」。直接接触を避けるため、ブルーシートで大玉を運ぶというアイデアです。得点種目ではありませんが、プライドをかけて戦いました。ただ今の勝負 紅組! PTA役員のみなさん、ありがとうございました。
5・6年生「ランダム ハリケーン」。棒をもってのハリケーンリレーに、サイコロを振ってのランダム対決が加わります。ここまで同点とあって、いつもに増して気合が入っていました。スピード感がちがいます。これまで負けが続いていた白組が、僅差でスピード対決を制し、ランダム対決の集計結果を待ちます。次々と数字が読み上げられ...なんと1点差で白組の勝ち!2点が白組に入り、4-2となりました。
今年復活した源平戦。児童会執行部が、1学期から何度もお試しをして、工夫を重ねてきました。2分間の7試合で競います。前半4試合は、なかよし学級対決です。1・6,2・5,3・4年が1チームで戦います。組み合わせは、キャプテンのじゃんけんで決まります。この組み合わせも勝敗の行方を左右します。1年生は、ハンディとして帽子のほかにタグをつけて参加しました。前半戦は...紅組の勝利。4-3と、1点差に迫りました。
後半戦は、1・2年対決、3・4年対決、5・6年対決のガチンコ勝負です。大接戦の結果...なんと一人差で白組が勝利しました。結果は5-3で白組の勝ち!
最後に、オニスターダンスをみんなで踊りました。僅差で負けた紅組もはれやかな顔で踊っています。エンディングでは、執行部が運動会のベストシーンを一人ずつ話しました。そして、各学年の代表が、思い出を語りました。勝ったうれしさ、負けた悔しさだけでなく、応援をがんばった紅組、感染症対策をしっかりしたこと、1点差の接戦だったことなどなど...。最後にPTA会長さんから温かいお言葉をいただきました。
自分たちで作る東栄小の運動会。やり切った満足感にあふれていました。片付けもみんなで協力。本当にありがとうございました。
なお、後藤裕道さん、宝文堂書店さん、山五さんより、子ども達にお心遣いいただきました。ありがとうございました。