「丑」という字は、手の指を曲げて物を握る様子、芽が種子の中で伸びることができない様子を表すそうです。先を急がず目の前のことを着実に進めることで、芽を出し成長し将来の成功につながる。コロナ禍を耐え忍ぶ今の状態と重なります。
コロナゆえに、これまでとは違う種をまくことができた令和2年。今年は、その種がしっかり芽を出し成長できるような年にしたいと思います。
始業式では、各学年の代表がこれまで頑張ったこと、3学期に頑張りたいことをスピーチしました。冬休み中もコロナ対策を頑張った、ガラスふきなどお手伝いを頑張った、毎日外に出て走った...。そして3学期にもコロナ対策、学芸会、学力テスト...。
「わくわく」を合言葉に、考え行動することを大事にしてきた今年、こんなうれしいスピーチもありました。「自学で予習、復習を毎日やった。1時間を上手に使って自学を進めたことで、苦手な算数で発言できるようになった。・・・もう一つがんばりたいことは、6年生に向けての姿勢。お手本になれるように、全体に目を向けられるように頑張りたい。」「冬休みに勉強を頑張った。毎日計画的に進めることができた。」
長い休校の間に自分で考えて学習を進めた経験を無駄にすることなく前へ進めよう。そうした取り組みの成果を感じ、うれしくなりました。学校に子どもたちの声と笑顔が帰ってきました。あと3か月、一層の感染症対策をしながら、一足一足進んでいきましょう。
学校給食 旅気分! が始まりました。第1弾は、お正月明けの料理を味わい、愛知県や修学旅行先、国内研修先、ヨーロッパの旅です。
これからどんどん続きます。日本各地、世界各地の料理が登場します。楽しみですね。