東栄町には、脈々と受け継がれてきた「天地人の教育」があります。基本理念が完成されたのは、昭和51~52年ごろのようです。町内のすべての小中学校が共通の理念のもとに人づくりをめざす...時代を経て形は変わっても、途切れることなく受け継がれてきました。
町内1小1中になった現在も、年に1度「天地人教育授業研究会」を開催しています。今年度は、11月25日(水)、東栄小学校を会場にして6年生の授業を参観し、協議しました。
郷土愛について考える道徳の授業です。この会は、小中の教員だけでなく、町長さんや議員さん(コロナのため代表の方のみの参加)、教育長さん、教育委員のみなさんも参加します。広い体育館での授業でしたが、いつも通りの雰囲気で臨むことができました。
資料の主人公について考えるだけでなく、地元で街づくりに関わる先輩がビデオレターで思いを語り、それによってより身近な問題として考えることができました。
授業参観後は、参加者みんなで「東栄町の未来を描こう」をテーマに協議しました。沖縄出身で、東栄町でゲストハウスを営む西田さんの話を皮切りに、小学校では、中学校では、そして今後は...様々な立場からの意見交流ができました。思いや課題を共有できたことで、次の一歩につながる会となりました。「人とつながる」ことの大切さを感じました。