東栄小学校では、毎年2年生がニワトリの世話をしています。オスのサクラとメスのココロ。大きいし、つつかれるし、子どもたちにとってはちょっぴり怖い存在です。そこで、校区に住む獣医さん(お父さんでもあります)、通称「河童先生」に、毎年ニワトリについて教えていただく機会をもっています。
まずは、自己紹介。家で飼っている動物は合計11匹。子どもからお年寄りまで人間も大好き。だから、人間と動物の間の「河童」なんだよ。なるほど。
続いて、ニワトリと人間、一緒のところと違うところについて考えました。トサカがあってちょっと飛べるけれど、ご飯を食べてウンチをして、二本足で歩いたり遊んだり。同じところがたくさんあることが分かりました。つつくのはなぜだと思うか。不審者だと思うのか、確かめているのか...?耳はあるのか?
飼育小屋で確かめます。ニワトリは、必ず初めにつついて確かめること。騒いだり攻撃したりしなければ、すぐにおとなしくなること。そして、ストレス解消のため運動場に出してあげました。警戒してなかなか出てきませんでしたが、恐る恐る外へ。緊張しておとなしいニワトリを触ったり、抱っこしたりすることができました。初めて触れた子どもも大勢いました。鉄棒は好きなようです。大勢の子どもたちに囲まれて、ストレス発散になったかどうかはわかりませんが、楽しいひと時を過ごすことができました。
飼育小屋に戻ったサクラとココロ。文字通り羽を伸ばしてくつろいでいました。