毎年、全校出校日に合わせて、校内水泳記録会を実施しています。夏の間、目標をもって水泳練習に取り組み、この記録会で自分の成長を確かめる。それが6年間積み重なった時の大きな成長も、感じることができました。
できなかったことができるようになったり、自己ベストが出たりすると、やったあ!と嬉しくなります。力を出し切ると、頑張ったなあ!と気持ちよくなります。やったあ、頑張ったなあと思えるように、もうだめだと思った時、もうひとかき頑張りましょう。
準備体操の後、水に体を慣らして練習した後、いよいよ本番です。
25メートル泳げない子は、泳いだ距離を測定します。1・2年生は、仲良し学級の6・5年生がプールに入り、補助をします。まだちょっぴり水が怖い子も、先生やお兄さん、お姉さんに向かい、勇気をもって一けり。息継ぎができるようになった子は、ぐんぐん距離を伸ばしていきます。初めて25メートル泳げた子もいました。「わたしね、緊張して夕べ泣いちゃった。」そっと教えてくれた1年生も、頑張って泳ぎました。
3・4年生になると、きれいなクロールも増えてきます。タイムも意識するようになってきました。ゴールで一生懸命手を伸ばす姿。まさにタッチの差の好レースが続きました。みんなが全力で泳いでいることが伝わってきました。
5・6年生は、さすがに力強い泳ぎです。息継ぎも鮮やかに、ぐいぐい前へ進みます。この中には、1年生の頃、水が怖くて泣いていた子もいるだろうなあと思うと、感無量です。そして、出ました!6年生男子新記録!!しかも2人!!!おめでとう。
まさに水を得た魚のように頑張る姿、25メートル手前で苦しさに負けず、ゴールまで泳ぎ切った姿、そして、苦手だけれど、怖いけれど、勇気を出して頑張った姿…たくさんの”きらきら”した姿を見ることができました。
夏休みもあとわずか。9月2日、みんなで元気に2学期を迎えましょう!