11月7日(火) 実りの秋

秋も深まり、澄んだ青い空にさわやかな風が吹いています。この日は5年生の子どもたちが、収穫した稲の脱穀作業を行いました。

地域講師の夏目さんに用意していただいた「千歯こき」や「足踏み脱穀機」、「唐箕(とうみ)」、「ふるい」などを使って昔ながらの脱穀を体験しました。歴史の教科書にのっているような道具を使って作業するのは、初体験の子どもたち。作業の新鮮さと同時に米づくりの大変さについても実感したようです。

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作業が終わった子どもたちに話を聞いてみると、

〇米粒一つ一つを取っていく作業が大変でした。落ち穂をふるいにかけて、一粒一粒を大切にすることの大切さが分かりました。

〇千歯こきの歯と歯の間に稲穂をかけて、ゆっくり引くとぱらぱらと米粒がこぼれていくのがおもしろかったです。自分たちが育ててきた稲を、こうして作業できてうれしかったです。

〇足踏み脱穀機は、ペダルを踏むタイミングがむずかしかったです。回転が自分と反対側にならないと、米をうまく脱穀できないので工夫が必要でした。作業には、こつがいることが分かりました。

〇自分たちが育てた米ですが、天候などの自然条件を考えながら、人の手をかけないと大きくならないと感じました。夏目さんがずっと見守っていただいたおかげで、収穫できてうれしいです。

などの声が聞かれました。今年の天候不順の中、ここまで米を育てていただいた夏目さんに心から感謝いたします

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5年生は、この米をおもちなどに加工する計画を立てています。きっと、おいしい料理ができあがるでしょう。

2023年6月

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