◆文化庁「文化芸術による子供の育成事業」によるこんにゃく座によるオペラ『ロはロボットのロ』を鑑賞しました。9月20日のワークショップでたかまるくん、まどりん、ゆだちゃんに教えていただいた『テトのパンは、あ』も、子どもたちと劇団員のみなさんとで熱唱しました。
◆このお話は、ウエストランドのパン製造ロボット『テト』のたった一つの得意はパンづくり。ところがそのパンづくりがうまくいかなくなり、自分を作ったイーストランドのドリトル博士に直してもらうため、冒険の旅に出ます。 自分にとって大切なことを探す旅で、多くのことを体験する物語です。
◆子どもたちは、手の届きそうな場所で演じられるオペラの圧倒的な声量とすばらしい演技に感動していました。奇想天外な演出に笑いの渦が起ったり、命をかけて守った友達を救い、死んでしまう「テト」の場面に涙したりする姿も見られました。また、見慣れた体育館が、大きな壁のような垂れ幕やセットにより、大劇場に変身したことに、子どもたちは目を見張っていました。
◆オペラが終わり、児童会長が子どもたちを代表して、こんにゃく座のみなさんを前にお礼の言葉を伝えました。全校を代表して、感動に心が躍ったことを伝えてくれました。
◆鑑賞後、子どもたちに話を聞いてみました。
○オペラを見るのも初めてだし、こんな近くで見るもの初めてでした。テトが魔女のおしりをたたくのがおもしろかったです。(低学年)
○歌も演技もすごく上手でした。すぐ近くで見ることができて、うれしかったです。また、こんにゃく座のみなさんのオペラを見てみたくなりました。(中学年)
○どんな姿勢からもきれいな声で歌い、気持ちがこもった演技がすごいと思ったし、感動もしました。衣裳も舞台装置も、細かなところまで作られていたことにも感動しました。(高学年・男子)
○学芸会でわたしたちも見習いたいと思いました。声の出し方、歌い方、表現の仕方など、すべてがすばらしかったです。練習をするときに、今日のオペラを思い出して、がんばります。(高学年女子)
◆休憩室には、この日、ポップコーンを作った学級からのプレゼントに対するお礼の言葉も書き添えられていました。
◆こんにゃく座のみなさん、すばらしい演技と感動をありがとうございました!