◆陶芸家の山本幸嗣さんを講師にお招きした陶芸教室も今回が最終回。高学年の子どもたちが、焼き物づくりにチャレンジしました。高学年のテーマは、「手びねり作品」。今回も山本さんが、子どもたちを前に実演を通して、ていねいな指導をしていただきました。子どもたちはろくろにのせ粘土の底に、棒状に伸ばした粘土を積み重ねていきました。
◆作業を終えた子どもたちからは、次のような感想が聞かれました。
〇粘土を積み重ねていくと、外側に広がってしまい湯飲みがお皿のような形になってしまいました。しかし、山本さんの“ゴットハンド”で最初にイメージした通りのものに仕上げることができました。
〇作るのがおもしろくて、集中して取り組めました。粘土の表面に傷をつけて、上から細く伸ばした粘土を貼って、わたしのイニシャルを作りました。楽しかったです。
〇ろくろの上でできあがった作品の口の部分や底を糸ですっと切ると、形が整いました。その瞬間、ぼくの気持ちもすっきりしました。
◆作業を終えて、6年生の子どもたちからプランターの花をプレゼントをしました。これは本年度、本校が取り組んでいる『人権の花』活動の一環です。栽培委員会の子どもたちが代表して、きれいに育ったサルビアの花をプレゼントしました。
◆全校の子どもたちに、優しく、ていねいに指導していただいた山本先生。ありがとうございました。