7月7日(木) ボリビア・バジェグランデ市訪問団来校

東栄町との友好を深めるため、ボリビアのバジェグランデ市と町関係者の方々が本校を訪問してくださいました。本校の子どもたちにとっても、異文化の理解やコミュニケーション能力を高めるための有意義な時間となりました。

★訪問団の方々への6年生の子どもたちのおもてなし★

バジェグランデ市長さんを始めとする訪問団が到着し、しばらく休憩していただく間、6年生の子どもたちが冷たいお茶のおもてなしをしました。このお茶は三輪地区の方のご好意により、今週、6年生の子どもたちが自ら摘み取り、製茶工場で加工したものです。子どもたちは、茶摘みや製茶の様子を、写真を使って分かりやすく説明しました。

南米ボリビアは、今は冬の季節。30℃を超えた真夏のこの日、冷たいお茶をおいしそうに飲んでくださいました。

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★学校施設見学各学級の授業参観★

次に訪問団の方々に、校内施設と子どもたちの授業を参観していただきました。校舎の資材や屋根に取り付けてある太陽光発電のシステムについて説明すると、大変、驚かれている様子でした。本校はほとんどが木造となっていますが、現在、ボリビアでは木材が高騰し、コンクリートに木目模様を付けたものが主流になっているとの話を聞きました。

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このあと、各学級の授業の様子を参観されました。わくわく・きらきらきら学級では、丁度、紙芝居を読んでいるところでした。訪問団の方々は、教室のつくりや子どもたちが作った飾り、学級の畑の様子に興味津々。ボリビアの大きな旗をつくり、教室の前に飾ってくれた3年生の子どもに、市長さんも感謝。いっしょに記念撮影をしてくださいました。

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さらに、各教室を回って授業の様子を見ていただきました。5年生は、訪問団の方々に旗を振って、歓迎の気持ちを表しました。また、6年生は合唱やリコーダー合奏のプレゼントをして、日本の授業の様子を知らせました。

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★七夕会への参加★

児童会執行部の子どもたちは、この日のために、「日本の伝統文化を知ってもらいたい」と七夕会を企画しました。体育館に訪問団の方が入場されると、子どもたちはボリビアの小旗を振って、歓迎しました。

校長先生からボリビアと東栄町のつながりの紹介があり、2005年の愛知万博のフレンドシップ事業からのおつきあいがあることを知ることができました。6年生がまだ1歳のころから、つながりがあることに、子どもたちも驚いている様子でした。そして、バジェグランデの市長さんからは、ボリビアの地域の多様性や今後とも東栄町との交流を深めていきたいとのお話がありました。imageimage

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そして、児童会執行部の子どもたちのペープソート「たなばたのはじまり」のパネルシアターをみんなで鑑賞しました。次に、七夕にかかわる「〇×クイズ」を行いました。このクイズでは、ボリビア訪問団の方にもグループの中に入っていただき、子どもたちといっしょにクイズに答えていただきました。「ボリビアにも、七夕はあるか?」の質問に、バジェグランデ市の市長さんは、「7月7日の七夕はないけれど、ボリビアでは7月22日はみんなの願いが天にとどく日だよ。」と教えてくださいました。そして、この後、大きな竹に東栄小学校のみんなの願いごとが書かれた短冊を飾りました。また、訪問団の方々にも願いごとを書いていただき、いっしょに飾りつけました。市長さんは、「東栄町とバジェグランデ市が世界の姉妹都市になりますように」と、書いてくださいました。

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★お別れとプレゼント贈呈★

あっという間に、交流会の終わりの時間が迫ってきました。6年生の子どもたちは、去りゆく訪問団の方々に、プレゼントを用意していました。それは、最初のおもてなしで飲んでいただいた子どもたちの手詰みのお茶です。別れ際に子どもたちのメッセージを書いたお茶の袋を、訪問団のみなさんにプレゼントしました。心のこもったプレゼントに、ボリビアの方々から温かいお礼の言葉をいただきました。最後に市長さんと、担当の子どもたちといっしょに記念撮影をしました。

短い時間ではありましたが、ボリビアの人たちと心あたたまる、貴重な時間を共有できました。これからさらに、東栄町とボリビア・バジェグランデ市の友好関係が深まるとよいと思います。

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2023年6月

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