上空の気圧の谷や湿った空気の影響で、雲の多い、曇りの一日になりました。
校外学習の帰路、名古屋を抜けるとき、一時雨に降られましたが、その後は路面は東栄まで濡れていませんでした。局地的な雨だったようです。
明け方、雨が降りましたので傘をもって出かけた生徒がいました。校外学習は、バス移動、室内で過ごしましたので、傘を使うことはありませんでした。
今日は、学校を離れ、教室や運動場ではない所で学ぶ、校外学習に出かけてきました。
最初の目的地は、“知の拠点あいち”です。最先端の科学技術を体感・体験しました。
「知の拠点あいち」の中核施設のあいち産業科学技術総合センターでは、3Dプリンタを用いた多数の展示品を手に取って説明を聞いたり、様々な新エネルギーの原理や必要性について「見て、触れて、体験して」学んだりしました。
また、太陽光の100 万倍の明るさをもち、ナノレベル(100万分の1ミリ)での物質の組織を解析できる、最先端の研究施設、あいちシンクロトロン光センターを見学しました。
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もう一つの目的地は、“愛知県芸術劇場”です。
平成28年度文化庁芸術劇場・音楽堂等活性化事業として行われました“オペラ鑑賞教室2016”に出かけました。モーツァルトの4大オペラの一つであり、彼が35歳で亡くなる年に作曲・初演された最後のオペラ“魔笛”を鑑賞しました。
歌手は日本人、東京バレエ団、愛知県芸術劇場合唱団が加わり、名古屋フィルハーモニー交響楽団の演奏で、全2幕、ドイツ語上演、字幕付き、日本語ナレーションと、本格的なオペラを生で鑑賞しました。
このような、校外学習ができることは、親や家族、周囲の人たちのおかげであることを心にしっかり受け止め、感謝の気持ちを忘れないでほしいです。
感動と感謝の一日でした。
格別、4台の公用車を運転してくださった東栄町の関係者には深く感謝します。
ありがとうございました。
○ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト Wolfgang Amadeus Mozart(1756- 1791)
モーツァルトはわずか5歳のときからピアノ曲の作曲を始め、6歳でミュンヘンやウィーンの宮廷での御前演奏を行い「神童」とも呼ばれました。35歳で生涯を終えるまで、数多くの有名な楽曲を作曲し、この世に残しました。クラシック音楽に興味がない人でもその存在と、その音楽を一度は聴いたことがあると思います。鑑賞中、聴いたことのある曲を耳にしました。