昨日のことです。
子どもたちの弾んだ声と担任の張りのある声に誘われて1・2年教室に行くと、算数の授業をしていました。
1・2年は、1年生2人、2年生4人の複式学級です。
算数は、異学年異単元で行っていますので、それぞれの学年が、別々の内容を学習していました。
子どもたちが集中して学習できるように、机の向きも学年ごとで変えています。
担任は、両学年に気を配りながら、直接指導と間接指導に当たっていました。
そこには、子どもに寄り添ったり、離れたりしながら、各学年に指導すべきことをきちんと指導する教師の姿がありました。
そして、自分でじっくり考え、ホワイトボードに考え方の説明を理由を添えて書く子どもの姿がありました。
質問や意見を言って友達や先生と一緒に話し合い、考えを深める子どもの姿もありました。
二つの黒板には、子どもと教師の書いたものが、それぞれの学年の学びが、授業の展開と共にまとめられていきます。
写真からも子どもと担任のがんばりを感じていただけるかと思います。
これぞ、複式低学年算数の授業、こうでありたいという授業でした。
この授業は、研究授業ではありません。普段の授業です。
普段を大事にするということは、子どもを伸ばす上で大切なことだと思います。
普段からこのような真剣勝負の授業をしている担任に、頭が下がりました。
また、一生懸命学んでいる子どもたちを、とてもいとしく思いました。
授業を見させてもらい、気分よく職員室に帰ってきました。
来週から10月、2学期も半ば、授業の一層の充実を図る時期になります。