午前中は小雨がパラつき、開催が危ぶまれましたが、子どもたちの願いが天に届き、無事に焼き芋会を実施することができました。健康委員会がやり方を説明した後、みんなで芋をきれいに洗い、濡れた新聞紙とアルミホイルで包み、火の中に入れて落ち葉をかぶせました。今回も、上級生が下級生の面倒を見る温かい光景が見られました。その後、5時間目、6時間目の授業をしている間、集めた落ち葉の中でじっくりと焼かれた芋たちは、とてもおいしい焼き芋となって現れました「私はさつま芋が嫌いです」と言っていた子も、「この芋はおいしいです」と喜んで食べていました。苗(ツル)を植えるだけでこんなにおいしい焼き芋が食べられるなんて、何と幸せなことでしょう。ちなみに、健康委員会は、芋を準備する手順を写真に撮って掲示するなど、分かりやすく説明するために工夫しました。また、ある子は、体調が悪くてマラソンの練習ができなかったとき、せめて何か自分にできることはないかと、全員分のアルミホイルを、ちょうどよい大きさに切ってくれました。そのおかげで、今日の作業がスムーズにできました。清嶺小の子どもたちのすばらしい姿を、今回も見ることができました。
2018年11月アーカイブ
午前中は、造形展の見学をしました。町内の小中学生による237点の作品を、一つ一つじっくりと鑑賞しました。清嶺小学校では毎年、気に入った作品を選んで感想を書く活動を行っています。「1cmくらいのこまかいえんぴつまで作っていてよかったし、だい名も良く思いつくなと思いました。」「一つ一つ先まで形がととのっていてよいと思いました。」「色がすごくあざやかできれい。ふつうだったら、この色をぬるのは大変だと思う。」など、しっかりと感想を書くことができました。奥三河総合センターには大人の作品もたくさん展示されていました。芸術の楽しさ、すばらしさを味わうことができたと思います。
リハーサルをし、お弁当を食べると、いよいよ音楽会が始まりました。『山ねこバンガロー』は、間奏の時にリコーダー、タンブリン、カスタネット、手拍子を使った演奏をし、楽しい雰囲気を演出しました。『君をのせて』は、高音と低音がバランスよくハモれるように気をつけて歌いました。本番は、子どもたちもよく集中していて、とてもきれいな声で歌うことができたと感じました。また、他の学校の発表を聴けるとてもよい機会です。どの学校の発表も、とてもすばらしく、自分たちももっとがんばろうという気持ちにさせてくれました。
暦もいよいよ霜月に突入。朝の最低気温は約5℃。いよいよ冬がすぐそこまで来たかなと感じます。冬といえば、マラソンの季節です。清嶺小学校でも、マラソンの練習が始まりました。毎日7分間、120メートルのトラックをみんなで走ります。以前、マラソンが好きかどうか子どもたちに聞いたところ、好きな子と嫌いな子が半々くらいでした。でも、嫌いと答えた子も、顔を真っ赤にしながら、一生懸命走っていました。嫌いだけどがんばれることは、これからの人生にとってとても大切なことだと思います。どんなことでも得手不得手があるのは当たり前です。タイムを競うのではなく、苦しさに負けない心を競い合ってほしいです。マラソンの練習を通して、体だけでなく心も鍛えて、たくましい人に育ってほしいと願っています。12月6日のマラソン大会に向けて、みんなで励まし合いながら練習を続けていきます。