2015年6月アーカイブ
本校では、6月29日(月)から、設楽町役場からお借りした、戦争の悲惨さを伝える「ヒロシマ・ナガサキ原爆と人間」というパネル写真二十点余りを、講堂に展示しています。
この展示は、設楽町からのパネル貸出の話を受け、小学生なりに戦争や原爆のことを知って、「戦争は絶対にしてはならない」という気持ちをもってほしいと考え、実施することにしました。
全校朝礼で、校長が子どもたちにパネルの展示のことを伝え、紹介しました。
低学年の小さな子もいますので、余りに悲惨な写真の展示には、配慮をしていますが、私たちが決して目を背けてはならない写真ばかりです。
広島に行き、原爆資料館で、原爆の惨劇を物語る遺品や資料、写真などを見たことがあります。そのときは、犠牲になった人たちを悼み、ただただ平和を願うことしかできませんでした。でも、それが大事なのだと思います。「ノー、モア、ヒロシマ」と考え、平和への願いを強く抱くことは、とても大切なことだと思います。二度とあの悲しみを繰り返さないために……。
「原爆と人間」のパネル写真は、今週の木曜日、7月2日の保護者会の日まで展示しています。ご覧になりたい方は、どうぞご来校ください。
6月26日(金)、アメリカのアーリントンハイツから、お二人の先生が来校されました。
子どもも職員も、「ようこそ!清嶺小学校へ」という気持ちで、訪問団の方をお迎えしました。
子どもたちは、授業の様子を見ていただいたり、一緒に参加していただいたりして、お二人とのひと時を楽しみました。
まず、はじめは、英語で明るくあいさつ。少し照れながらも、笑顔でできました。
次に、全学級の授業を見ていただきました。「あいうえお」の音読を聞いていただいたり、お買い物をしていただいたり、パソコンを使ってローマ字入力で書いたお手紙をお渡ししたり、ソフトバレーボールの授業を見ていただいたりしました。お二人は、大変喜んでくださいました。
そして、お土産にスクールマスコットのグッズや立派な卒業アルバムもいただきました。ありがとうございました。
アーリントンハイツの先生と生徒の皆さんが、設楽町で、日本で、素敵な思い出をいっぱい作ることができますように。
6月25日(木)、午後日程で、設楽町教育委員会、愛知県教育委員会東三河教育事務所新城設楽支所・同設楽教育指導室による学校訪問がありました。
設楽町教育委員会教育長後藤様、並びに、東三河教育事務所新城設楽支所長平井様はじめ、14名の皆様が来校されました。
今日の学校訪問では、全校合唱を聴いていただいたり、授業を見ていただいたりして、子どもたちのがんばりをご覧いただきました。
また、施設設備や諸帳簿も見ていただき、本校の学校教育活動全般について、ご指導、ご助言をいただきました。
まずはじめに、歌声タイムを行い、全校合唱を聴いていただきました。曲は、本校の子どもたちが大切に歌い継いでいる「いのちの歌」です。
振り返りの感想では、いつものように、多くの子が手を挙げました。
「きれいな声で歌うことができて、よかったです。」2年Uさん
「パートのみんなと音を合わせるように意識して歌えました。」6年Sさん
司会のSさんが、お客様にも感想をお願いしました。
「20人全員が、先生の指揮を見て歌っていて、気持ちを揃えて歌っていることが伝わってきました。秋の町民音楽会でのみんなの歌を、地元の人はとても楽しみにしています。もっともっとすばらしい合唱になるように、これからもがんばってください。」と、訪問者の先生からも、ほめていただき、励ましのお言葉もいただき、子どもたちの顔が、ぱっと明るくなりました。
公開授業では、どの学年・学級の子どもたちも、よくがんばり、学びの一生懸命さが光りました。一人一人が課題をじっくりと考えていました。進んで意見も言い、聞き合い、話し合いました。友達や先生と一緒に真剣に学ぶ子どもたちの姿は、けなげなほどでした。
担任も、全員、がんばりました。担任は、学習指導案を作成して、事前に研究授業も行い、子どもが活躍する授業内容や展開を検討し、子ともに力をつけることを目指して授業に臨みました。
そして、今日は、教育事務所の先生方から個別に丁寧な親身なるご指導をいただきました。
「的を射た具体的なご指導をいただけて、納得できました。子どものためになることを優しく丁寧に教えてくださり、とてもありがたかったです。」と、ベテランの担任が言っていました。
若い担任も、「本当に勉強になりました。『子どもが話せるようになってきているので、もっとポイントを絞って、がんがん鍛えていけば、中学校に行っても、困ることがなくなる。』と言っていただけました。またこれからの日々の授業をがんばります。」と語っていました。
廊下では、こんなうれしいこともありました。
児童玄関の下駄箱の上に、2年生のUさんが、持ってきたアジサイやダリヤが飾ってありました。そのお花をご覧になった教育委員会事務局の方が、「子どもが家の庭の花を学校に持ってくるなんて、素敵ですね。いい子だね。」とおっしゃいました。
そこへ、ちょうどUさんが通り、直接褒めていただけました。「きれいなお花だね。お花を持ってきて、えらいね。」Uさんは、にっこり笑顔で「ありがとうございます。」と言って、お辞儀をしました。
全体会でも、教育事務所の先生方や教育長さん、教育委員の皆さんから、温かいお言葉や今後の教育活動の道標となるご助言をたくさんいただきました。
「子どもと先生、また、子ども同士の関係がよいことが、授業や合唱、廊下ですれ違ったときの子どもたちの明るい表情から、よく伝わってきました。」
「合唱で並ぶときに、高学年の子が、下学年の子をそっといたわっていて、すばらしかったです。感想の発表でも、低学年だけでなく、高学年も意見を言い、よきリーダーになっていますね。」
「子どもが自分で粘り強く課題を解決をしようとする姿がありました。さらに、簡単には納得しない批判的思考力、何か違うんじゃないかということも、今後、大切にしていってください。」
「子どもたちが、みんな、元気よくあいさつができて、合唱でも、授業でも、目がきらきら輝いていてすばらしいですね。」
子どもたちのことをいっぱい褒めていただき、大変ありがたく思いました。子どもが褒められると、やはり、教師は、最高にうれしいものです。いちばん喜んでいるのは、担任かもしれませんね。
「簡単には納得しない批判的思考力を鍛える授業」、明日の授業から心に留めて目指します。
職員一同、今日の学校訪問で教えていただいたことを、子どもたちのために、そして、清嶺小学校のさらなる充実と活性化のために生かしてまいります。
ご多用の中お越しくださり、ご指導くださいました訪問者の皆様、本当にありがとうございました。
心からお礼申し上げます。
6月24日(水)、3・4年生7人は、豊橋市の下条橋付近の豊川で、水生生物調査を行いました。
班に分かれて、川の生き物(指標生物)を捕まえたり、パックテストで水のきれいさを調べたり、透明度を観察したりしました。
特に、昨年度も水生生物調査を体験している本校の4年生は、慣れた手つきで調査をすることができ、各班の中心となって活躍しました。新城市立舟着小学校や豊橋市立大村小学校の子どもたちと楽しく交流することができました。
パックテストは、代表が行い、結果をみんなで確認しました。試験紙を使っての簡単な検査でした。 |
オレンジジュース1滴を川の水に入れただけでも、とても汚れた水という判定が出ることに驚き! |
メインの水生生物調査では、みんな、川の中に入って、指標生物を一生懸命を捕まえました。協力して種類を見分け、数を数えました。そして、各班の班長が、調査結果を順番に発表しました。本校のHくんも、落ち着いて立派に発表しました。 |
~子どもたちのがんばり~ Kさん:副班長として、数を正確に記録し、他校の子に教えていました。 |
Tくん:同じ班の友達をいつも気にかけて行動していました。他校の子に教える姿もありました。 |
Hくん:副班長として、率先して活動していました。各場所でのあいさつや感想もばっちりでした。 |
Hくん:生物がいる場所をよく考えて探していました。ぎょぎょランドでも積極的に質問していました。 |
Uさん:大きな石の裏に生物がいることを考え、石をいくつも持ち上げて、大量に発見しました。 |
Aさん:川の中で虫が苦手な他校の子の手助けをし、班活動の中でも教えてあげる姿がありました。 Dくん:生き物が大好きなので、とてもいきいきとした表情で、みんなと協力して活動していました。 |
お昼からは、豊川市のぎょぎょランドへ行き、担当者の方の説明を聞きながら淡水魚水族館を見学しました。事前の総合的な学習の時間の授業で疑問に感じていたことを質問したりもしました。
見学を通して、新たにたくさんの発見ができ、川についての考えをさらに深めました。水族館の方に、「今まで説明した学校の中で、トップ5に入る!」とほめていただきました。
4年生は、もちろん、進んで質問ができましたが、3年生のDさんも、「魚がすみやすい環境は、どんな環境ですか?」「ナマズを学校で飼うことはできますか?」などと積極的に質問できました。Dさんは、説明を聞いて、その場で、よい質問ができ、担当の方から、「鋭いね!」とほめていただきました。
ちなみに、ナマズは体長60~80cmになるので、それ以上のナマズがゆったり過ごせる大きな水槽があれば飼えますよ。」とのお答えでした。そんな水槽、あったらいいですね。でも、飼うのは、きっと難しいでしょうね。
~今日の感想~ Hくん ヒラタドロムシが102匹とれて、驚いた。ぎょぎょランドの魚は、30種類もいて、予想より多かった。 Hくん 上流には少ないヒラタドロムシが多いことにびっくりした。 Uさん ヒラタドロ虫が102匹とれて、驚いた。ぎょぎょランドには、2000匹の生き物がいることにびっくりした。 Kさん 今年は、新たに「アメリカツノウズムシ」を発見することができた。 Tくん 石の裏にたくさんの水生生物がいて、驚いた。 Aさん 去年はいなかったヤマトビケラが55匹もいて、びっくりした。 Dくん ぎょぎょランドでたくさんの魚を見ることができて、楽しかった。 |
~今回の豊川下流での調査活動結果と子どもたちの思い~ 水生生物調査や水質調査の結果・・・「きれいな水」 透視度検査の結果・・・「透明、または、きれい」 豊川マスターを目指している子どもたは、結果にほっとしたようです。 「海までずっときれいな水を!川を守ろう!」という思いを強くした調査活動でした。
3校の子どもたちは、今後、さらに「川の活動」を追究していきます。そして、12月の「豊川流域圏こども会議」で発表・交流をします。どんな発表になるか楽しみです。 (M・I) |
本校の月曜日の朝礼は、大変充実しています。
校長講話では、校長が、毎回、子どもたちの生活や季節にぴったり合った、タイムリーなためになる話をします。今週の話は、「半化粧」「半夏生」という、今の時期によく見られる緑と白の葉をもつ木の話でした。地域の自然や野山の草木への感心を高めるよい話でした。
次は、児童会役員からの連絡です。週のめあてや週番の先生が誰であるかが伝えられます。「今週のめあては、『開始時間や集合時間を守る』です。みんな、しっかり守りましょう。」と、児童会長のKさんが明るく全校に語りかけました。Kさんは、いつも元気で、感心させられます。
その次は、コミュニケーションタイムです。なかよし班ごとに、テーマを決めて、班の子に質問をしたり、質問されたことに答えたりして、会話をし、相互理解を深めています。短い時間の会話ですが、他学年の子と話ができ、互いの新しいことを知ることもでき、一層仲良しになれます。話す力の向上にも役立っています。握手もして、笑顔が広がります。
そして、最後は、全校児童20人、元気よく運動場を2周駆け足をして教室へ。
こうして清嶺小学校の1週間がスタートします。今週も、全校児童と全職員、がんばっています。
6月19日(金)に、5・6年算数科の複式ガイド学習の授業研究を行いました。
当日の授業では、5年生は、小数÷小数、6年生は、分数÷分数の単元を学習しました。授業の進め方は、両学年ともに、ガイド学習です。
ガイド学習では、ガイド役の児童が授業を進行し、時間も設定し、課題を児童自らが、考え、話し合っていきます。時には、異学年と交流もしながら、課題を追究していきます。
教師は、両学年の学習の進行状況や児童の理解の様子を見極め、指示や助言をします。
本校では、高学年において、昨年度の後半からガイド学習を導入しています。児童自身のがんばりと、ガイド学習を推進している担任と教務主任の努力で、児童も教師も、ガイド学習にずいぶん慣れてきました。5・6年生には、自分たちで学習を進める力が、かなり付いてきています。
さらに、子どもたちの力を伸ばしたい、教師自身も授業力を付けたいと考え、今回は、ガイド学習に詳しい授業名人の林先生を講師にお迎えして、研究授業をしました。
林先生は、資料提示のあり方や書くことを多くすること、学習したことを掲示として残して次時に生かすこと、交流の場面を工夫することの大切さ、算数をもっと研究することの大切さなどを、具体的に丁寧に教えてくださいました。
また、子どもの気持ちを大切にする授業づくりについても、お話をしていただけました。「○○さんが、~と考えた気持ちが分かります。」といった言葉が、先生からも、子どもからも出るような授業をしたいというお話は、特に心に響きました。
また、町内の各小・中学校などからも14名の先生方にお越しいただき、授業参観後の研究協議では、複式学級の指導方法について、熱心にお話をしていただきました。
課題の設定・提示の仕方、学習内容の精選、既習事項を掲示するなどして目に見える形にしておくこと、「ずらし」や「わたり」の工夫、単式学級にも生かせる複式学級の指導方法についてなど、いろいろなことが話題になりました。多数の貴重なご意見を頂戴しました。
今後、北設楽郡においては、複式学級での指導が増えていきます。そんな今、複式ガイド学習についての研究授業を実践し、提案したことは、意義のあることであったと思います。
講師の林先生、ご参会の先生方のおかげで、大変充実した授業研究会になりました。ご指導、ご協力、ありがとうございました。
そして、複式ガイド学習に果敢に挑んだ5・6年担任の山本教諭と、支えた教務主任村松教諭にも感謝したいと思います。手前味噌ですが、子どもに力を付けたいというひたむきな研究姿勢には、頭が下がります。
最後に、一生懸命さが光った5・6年生の子どもたちのよさを書かせていただきます。
①8人全員が、自分のノートやホワイトボードに自分の考えを書いていました。
②ガイド役が司会進行の責任を果たし、チームでの学習がしっかりとできていました。
③話し手は、分かりやすく説明しようとし、聞き手も、友達の説明を懸命に理解しようとしていて、自分たちで何とか解決しようという意気込みが伝わってきました。
④分からないことがあったときには、「よく分からないから、もう一度説明してください。」「僕は、ちょっと自信ないんだけれど、教えてくれる。」などと言って、そのままにしないで、解決を図ろうとして、前向きに学習していました。
~5・6年生のみんなへ~
「19日の算数の授業は、緊張したと思うけれど、一人一人が真剣で、みんなでがんばっていて、とてもいい授業でした。分からないことや困ったことが素直に言い合える仲間って、すばらしいね。うれしいね。気持ちが分かり合える仲間だと、一緒にいて安心できるね。勉強もがんばれるね。楽しくなるね。みんなのこれからの授業を楽しみにしています。」
今回のガイド学習授業研究会は、本校の職員にとっても、ご参会いただいた町内各校の先生方にとっても、授業づくりを真剣に考え、見つめ直す、よい機会になったのではないかと思います。皆さん、ありがとうございました。
今日、6月19日は、「愛知を食べる学校給食の日」でした。
本校では、普段の給食から、地産地消に心がけていますが、今日は、給食を担当している養護教諭が、一層産地(愛知産)にこだわった献立を立ててくれました。
そして、地元産の食材をふんだんに使ったおいしい給食を、調理員さんが作ってくれました。
給食時には、養護教諭が、食材の産地や仕入先、味や栄養のことなどについて、教室を回って、
子どもたちに分かりやすく話しました。
~今日の献立~
お茶の葉混ぜごはん(子どもたちが摘んだお茶の葉を使いました)
味噌汁(大根やたまねぎなどの野菜と豆腐は、すべて愛知産でした)
旬野菜のうま煮(じゃがいも、にんじん、えんどうなどの愛知産の野菜を使いました)
ニジマスの甘露煮(学区の愛知県淡水漁業協同組合で作られたものです)
牛乳(愛知県の工場産です)
~子どもたちの言葉~
・お茶の葉混ぜごはん、お茶の葉の香りがとてもいいです。食が進みます。(4年Fさん)
・ニジマスの甘露煮、ぼくのおじいちゃんが働いている所で作っています。(3年Dさん)
・愛知県淡水には、去年、社会見学で行きました。甘露煮、おいしいです。(4年Tさん)
・愛知県でもたまねぎをたくさん作っているんですね。知りませんでした。(6年Sさん)
子どもたちの笑顔いっぱいの「愛知を食べる学校給食の日」になりました。
6月18日(木)、今日は、本年度2回目の集合学習の日でした。
朝は、雨が降ってきて体育の授業が十分できないのではないかと心配していましたが、一日中、天気がもって、予定どおりの内容で集合学習ができました。
低・高学年の13名は、町のマイクロバスに乗って田峯小学校へ行き、田峯小の友達と一緒に音楽と体育を学習しました。
バスの運転手さんや田峯小の先生方や友達へのあいさつ、バス乗車中のマナーや乗降時の安全確認などの面では、高学年が低学年の手本となったり、面倒を見たりしていました。さすが、高学年です。
授業だけでなく、おしゃべりもたくさんして、お弁当も田峯小の友達と輪になって仲良く食べ、みんなで楽しく過ごしました。
一方、中学年の7名は、田峯小の3人の友達を迎え、本校を会場にして、10人で音楽と体育の学習をしました。
独唱や独奏も素敵ですが、人数が増えると、歌でも合奏でも、より豊かな表現が可能になります。特に、合奏では、いろいろな楽器で演奏することができ、合わせる楽しみもアップします。
今回は、多様な音色の楽器を使って、「おかしのすきなまほう使い」の歌と演奏を楽しみました。下の写真は、練習風景ですが、発表では、まほう使いのマントや帽子、まほうの杖なども用意して、より楽しめるようにアレンジしました。
体育では、人数が増えると、チームに分かれてのベースボール型ゲームなども楽しむことができるようになります。今回、中学年は、10人でハンドベースボールをしました。5対5だと、攻撃も、守りも、応援も、とても盛り上がり、子どもたちは、元気いっぱい活動しました。
どのようにしたら強く打てるのか、どのようにすればうまくキャッチできるのか、どこでアウトを取れるのかなど、みんなで考えたり、アドバイスし合ったりして、チームワークよくプレイしていました。
また、中学年は、清嶺地区合同運動会の中学年種目となっている一輪車の練習もしました。両校が一緒に練習できる機会は、限られているので、時間を有効に使って練習していました。
今日の第2回集合学習も、子どもたちの笑顔がいっぱいの充実した集合学習となりました。
田峯小学校の児童の皆さん、先生方、ありがとうございました。
そして、本校の子どもたち、担任と支援員の先生方、一日お疲れ様でした。
今日は、子どもたちが楽しみにしていたふれあい会の日でした。
朝、8時15分からの20分間、地域の方が読み聞かせとお話をしてくださいました。
1~3年生には、赤石アイさんが、『まほうの石』という絵本を読んでくださいました。
子どもたちは、赤石さんを囲んで、本の絵と赤石さんの語りに夢中になっていました。
「本を読んでもらうの、大好きです。今日も、楽しかったです。」と、子どもたちはうれしそうでした。
4年生には、加藤紀子さんが、『黒ねこのおきゃくさま』という絵本を選んできてくださいました。
4年生も、加藤さんの読み聞かせに引き込まれて、熱心に聞いていました。
「いつもありがとうございます。」とお礼もしっかり言えました。
5・6年生には、加藤博俊さんが、「名倉で捕まったクマのしたらちゃん」と題して、設楽町の名倉で捕獲されたクマについて、お話をしてくださいました。
写真も用意してくださり、クマが檻に入って捕まったこと、檻の中で叫ぶクマの様子、そして、そのクマを飼ってくれることになった女の子のいる福島県(会津)へ連れて行くまでの1か月間にしたことなどを語ってくださいました。
特に、クマが檻に入ってからの1か月間に、加藤さんご自身がされたことのお話(体験談)は、大変興味深いお話でした。
クマを飼ってくれることになった福島の女の子の話、クマへの餌やり、クマの身体測定、24時間体制での1か月間の監視、クマを搬送するときに通る各県の知事への書類申請、麻酔の吹き矢が上手な獣医さんのこと、クマを搬送するとき気持ちなど、いろいろなことをお話してくださいました。
そして、クマの生態や険性、安全対策についても教えていただきました。
最近は、連日のように、設楽町内でクマの目撃情報があったことが、町の広報無線で流れます。
今日は、クマにお詳しい加藤さんがちょうどふれあい会の講師をしてくださり、大変タイムリーな、ためになるお話をしていただきました。
子どもたちも、クマの出没情報を知っていたので、真剣に加藤さんのお話を聞いていました。
皆さん、クマにはご注意ください。
毎週火曜日の朝は、歌声タイムです。全校で合唱の練習に取り組んでいます。
今、練習している歌は、以前にもブログで紹介しましたが、ここ3年間ほど、清嶺小の子どもたちが大切に歌い継いでいる「いのちの歌」です。
今日の練習では、子どもたちが課題としていた「出だしをそろえること」と「きれいな声で歌うこと」が、よくできていました。
課題(目標)をもって練習しているから、歌声が変わっていきます。子どもの力ってすごいですね。
子どもたちの振り返りの言葉からも、満足感や今後へのさらなる意欲が感じられました。
~子どもたちの言葉~
○出だしをそろえることをみんなが意識していたので、よくそろってきたと思います。(6年Sさん)
○きれいな声で歌えるようになって、みんな上手になってきました。(2年Yさん)
○みんなはすごくきれいな声で歌っていたけれど、僕は途中で地声になってしまったので、もっときれいな声で歌えるようにしたいです。(5年Yさん)
6月25日の学校訪問でも、訪問者の皆様に、今、練習している歌を聴いていただきます。
未完成段階だからこそ、いろいろな方に聴いていただくことは、大変励みになります。
全校児童20人、どの子も、合唱に一生懸命取り組んでいますので、今後が楽しみです。
6月15日(月)、3・4年生は、総合的な学習の時間の授業で、清崎地区の「釣り名人」の方から、魚の釣り方やえさ、魚の種類などについて学びました。子どもたちは、豊川流域の豊橋市立大村小学校、新城市立舟着小学校と水生生物調査を縁に交流を行っています。今回は、「豊川マスターになろう」というテーマの一環として、寒狭川にすむ魚や水生生物、釣りについて調べました。
校区にはきれいな川がいっぱいあるのですが、魚釣りをした経験がある子は、意外に少なく、今回が初めてという子も何人かいました。竿なども、全て、名人の方々からお借りし、釣りのこつを教えていただいて、早速、実践です。最初は恐る恐るえさとなる水生生物(トビケラ類の幼虫)をつかまえたり、針につけていたりした子どもたちも、次第に自分でえさをつかまえ、針につけることができるようになりました。
しばらくすると、あちらこちらから「つれた!」の歓声が上がり始めました。カワムツやオイカワなど、10匹以上釣り上げることができました。途中で釣り落としたり、リリースしたりした数を入れれば、さらに多くの魚が釣れていました。また、もう少しで孵化しそうな魚の卵を見つけたり、様々な水生生物を見つけたりと、多くの発見がありました。最後に、名人が釣り上げた「アユ」の塩焼きに全員が舌鼓。貴重な体験+郷土の味も味わうことができたすばらしい体験でした。
釣り上げた魚はと言うと……、帰校後、子どもたちは校長先生にお願いして、学校の池で飼うことを承諾していただきました。これからも子どもたちは、清嶺地区の母なる川、寒狭川とともに多くのことを学んでいくことでしょう。そして、地域の自然、人、伝統から新たな発見を数多く見つけていくことと思います。これからの学習がとても楽しみです。(M・M)
6月15日(月)、保健給食委員会の企画による「なかよし会食」がありました。
この「なかよし会食」は、縦割りのなかよし班ごとに、それぞれの教室に集まっての給食で、いつもの教室給食とはまた違った雰囲気で、ちょっぴり新鮮で、みんなうれしそうでした。
えがお班は、1・2年教室、かがやき班は、4年教室、たんぽぽ班は、5・6年教室で食べました。
どの班も、にこやかに会話をしながら、調理員さんが心を込めて作ってくれたおいしい給食をいただいていました。
子ども同士にとっても、職員にとっても、いろいろな子と話ができるので、うれしい、楽しい会食となりました。
この会食は、2か月に1回実施する計画で、次回は、9月に予定されています。
楽しい給食の時間になるように、工夫をしてくれた保健給食委員のみなさん、ありがとう!
今日のクラブの時間に、3~6年生の子どもたちは、この2か月間の指導会に向けての取り組みを振り返りました。
4月からの練習や試合を通してできるようになったことを確認したり、反省すべきことや下級生に伝えたいこと、来年度の目標などを、書いてまとめたり、みんなで語り合ったりしました。
・はじめは、サーブが入らなかったけれど、練習をたくさんして、サーブが入るようになった。もっと確実に入れるようにしたい。
・「ナイス」「ドンマイ」「ありがとう」などと、声をかけ合えるようになったけれど、試合でリードされているときは、もっと大きな声で言えるようにしたい。
・もっとボールをよく見て一球一球大切に打ったり、思い切り強く打ったりできるようになりたい。
・ぼくは、指導会の試合では、緊張してしまって、硬くなりすぎたので、来年の5、6年生は、本番でも緊張しないようになって、勝ってほしい。
・ペアの子と励まし合って、大きな声を出して、最後まであきらめないで、絶対勝つという気持ちで試合をしてほしい。
子どもたちの言葉からは、指導会練習を通して多くのことを学んだことが伝わってきました。
・ソフトテニスの技能、打ち方や試合の進め方
・勝負の厳しさと緊張感を克服することの重要性
・勝敗だけではない、スポーツのすばらしさや楽しさ
・ペアの友達との心のつながり、励まし合うことの大切さ
・教えてくれたコーチや先生、応援してくれた家族への感謝の気持ち
・ボールやラケットなどの用具やコートを大切に思う気持ち
テニスを通して学んだことは、大切なことばかりです。
今日の振り返りは、来年度の指導会練習に、そして、中学校での部活動にも生きることでしょう。
6年生は、指導会の練習や当日の試合で学んだことや強く思ったことを下級生に伝えました。
おかげで、3~5年生は、自分自身や学年の来年度の目標をもつことができました。
いつも熱心に練習に取り組んでいた6年生、打ち方の手本を見せてくれた6年生、片づけを率先して行った6年生、とても立派でした。
試合会場で、いちばんにコートブラシを取りに走って、丁寧にブラシをかけていた6年生のことを、引率した校長が褒めました。担任をはじめ、全職員が、6年生を誇りに思っています。
もちろん、下級生の子どもたちも、6年生はすばらしい!と思っています。
最後に、6年生4人に、「お疲れ様!ありがとう!」の気持ちを込めて、みんなで拍手を送りました。
6月11日、3・4・5・6年生15人は、東栄町の東栄ドームテニスコートで開催された北設楽郡小学校体育指導会のソフトテニスの部に参加しました。
5・6年生8人は、選手として、試合に出場しました。試合となると、やはり、緊張します。
けれども、5・6年生は、ペアの子と声をかけ合い、励まし合って、全力で試合をしました。
引率した担任が、子どもたちのがんばりを語ってくれました。
「惜しくも、決勝トーナメントにはいけませんでしたが、子どもたちは、みんな、最後まであきらめないでプレーをしました。大きな声を出して、ペア同士励まし合って、よくがんばりました。そして、片付けのときには、いちばん早く動いて、コートにブラシをかけていて、すばらしかったです。」
3・4年生も、応援をがんばりました。5・6年生に心からの声援を届けました。
学校に帰ってきた4年生は、「来年は、自分もがんばろうとすごく思った。」と言っていました。
3・4・5・6年生、みんな、一生懸命取り組んだ体育指導会でした。
会場まで応援に駆けつけてくださった保護者の皆様、また、家や職場で子どものことを応援していてくださったご家族の皆様、ありがとうございました。
また、これまで練習をサポートしてくださった皆様に、感謝申し上げます。
保護者のMさんには、すべての練習日、コーチをしていただきました。ありがとうございました。
指導の中心となって、子どもたちのためにがんばってくれた中・高学年担任の二人にも、感謝したいと思います。
指導会を終えて、会場で記念に写真を撮りました。子どもたちは、笑顔です。力いっぱいがんばった証ですね。
これまでの練習や今日の指導会での経験は、きっと今後の力になります。
試合で勝った喜びや負けた悔しさ、緊張感や自信、全てが生きる糧になります。
~子どもたちに、今、伝えたい言葉~
「お疲れ様。精一杯がんばったね。一生懸命取り組んだことは、決してむだにはならない。ペアと声をかけ合って、互いを思いやって、一緒に笑って、泣いて、より一層よい仲間になれたね。」
6月11日、1・2年生の5人は、郷土学習で県営新城総合公園に行ってきました。
行きは、清崎バス停から本長篠駅前バス停までは豊橋鉄道のバス、本長篠駅から大海駅まではJ R飯田線の電車に乗りました。
そして、新城総合公園では、アスレチック遊具で たっぷり遊んで、おいしいお弁当を食べました。
帰りは、大海駅前のバス停から清崎バス停まで、また豊橋鉄道のバスに乗ってきました。
公共交通機関の乗車体験とアスレチック遊具での遊び(運動)という充実した内容で、とても楽しい郷土学習ができました。
昼食後、雨が少し降り出しましたが、思う存分遊んだ後だったので、平気でした。今日は、暑過ぎることなく、校外学習には、上々のお天気でした。
担任と支援員さんが撮ってきてくれた写真をアップします。
サプライズもありました。大海の駅で、2年生のYくんのお父さんが出迎えてくださいました。
Yくんも、みんなも、びっくり、大喜び! 記念写真を撮りました。
写真からも、学習や運動の様子、そして、わくわく感やどきどき感が、よく伝わってきます。
「郷土学習に行ったよ。」と、1・2年生5人の楽しい思い出がまた一つ増えました。
5人とも、がんばって歩くこと、元気なあいさつ、乗車マナーを守ること、安全に行動することなど、めあてにしていたことがしっかりとできました。
がんばりすぎて、思い切り遊んで、帰りのバスでは、ぐっすりお眠りでした。
元気に仲良く行ってきた1・2年生に、はなまるをプレゼント!
本年度の北設楽郡小学校体育指導会が、いよいよ、明日、6月11日に東栄町で開催されます。
そこで、今日、指導会に選手として出場する5・6年生を励ます「げきれい会」をしました。
4年生が中心となって会の企画をし、1~4年生みんなで5・6年生にエールやメッセージを贈り、「がんばって!」という応援する強い思いを伝えました。
「フレー、フレー、○○くん。」「ガンバレ、ガンバレ、○○くん。」と、応援のシュプレヒコールが、講堂中に響きました。懸命に声を出す低・中学年の子どもたちに、胸が熱くなりました。
1~4年生が5・6年生の一人一人に渡した、手作りのラケット型のメッセージカードに書かれている言葉も、きっと心のこもった温かい言葉だと思います。
5・6年生は、少し照れながらも、8人とも、とてもうれしそうでした。そして、全員が、明日の指導会に向けての決意を堂々と語りました。
「ペアの○○くんに迷惑をかけないように、がんばって、ボールを追いかけて拾います。」
「ペアの○○くんと一緒に、声をかけ合って、ボレーも決めて、最後までがんばります。」
「どんなときも、絶対にあきらめないで、ボールを返して、勝ちたいです。」
5・6年生は、今まで一生懸命練習を重ねてきたので、決意の言葉にも、自信と誇りが感じられました。緊張するかもしれないけれど、それを乗り越えて、ペアの子と一緒にがんばろうという、前向きな気持ちが、ひしひしと伝わってきました。
校長も、5・6年生に対して、ペアの二人で力を合わせてがんばることの大切さや、うまくいかなくなったときこそ、苦しくてもあきらめないこと、今日の夜からの過ごし方も大事なことなどを話し、激励しました。
校長の話を聞く5・6年生の表情や姿勢は、とても凛々しく、真剣な眼差しが印象的でした。
また、校長は、日々の授業に加えて、社会見学や川の活動などの学習で大変だった4年生が、このように心のこもった「げきれい会」を企画運営し、成功させたがんばりも褒め、4年生をねぎらいました。
今年の「げきれい会」も、子どもたちの純真な気持ちで、とてもすばらしい会になりました。
最後に、全校みんなで「げきれい会」の記念写真を撮りました。笑顔が輝いています。
5・6年生、ネバー、ギブ、アップ! 健闘を祈ります!
本年度から、保健給食委員会の子どもたちが、週1回、給食時に各学級と職員室を回って、「食べ物クイズ」をして、その日の給食に入っている食べ物(食品)を取り上げ、栄養や旬、特徴などについて話をしています。
委員会活動の充実と子どもたちのがんばりをうれしく思いながら、毎回、クイズを楽しみにしています。
~今日のクイズ~
○問題 「私」は誰でしょう? 【野菜編】
・「私」は、緑色をしています。
・「私」には、体の調子を整える働きがあります。
・「私」は、黄色の花を咲かせます。
・「私」は、秋から冬にかけて、とてもおいしくなります。
○答え 〈ブロッコリー〉
クイズを楽しんでから、教室に行くと、子どもたちが、おいしそうに給食を食べていました。
「今日のクイズ、ブロッコリーって、すぐ分かりました。ぼく、当てました。」と、1年生Aくん。
「野菜は苦手だったけれど、サラダ、もうこんなに食べちゃいました。ブロッコリーが入っていて、おいしいです。」と、2年生Sくん。
今日も、おいしくて、楽しくうれしい給食の時間でした。ごちそうさま!
6月10日の2時間目の休み時間に、本年度新しく学校図書館に入れる図書を、児童と職員が選ぶ活動を行いました。
書店(図書問屋)の方が、新刊本を中心に、学校にたくさんの図書を持って来てくださり、その中から自分の希望の本を選びました。
書店の方に、仕掛けのある本も見せていただき、いろいろな本があることも知りました。
子どもたちは、自分の好きな本が選べるので、とても楽しそうに選んでいました。
厳しい財政の中、子どもたちの教育環境の整備・充実のために、毎年、多くの図書購入予算を確保してくださる町に、町民の皆様に、感謝いたします。
~子どもたちへ~
「新しい本が入るのが待ち遠しいですね。夏休みには、新しい本が読めますよ。たくさん読んでくださいね!」
6月10日、今日の読書タイムは、図書委員会の企画よる「本さがしオリエンテーション」でした。
なかよし班ごとにチームになって、問題用紙に書かれた本を、ヒントを参考にしながら、書架から探すというものです。
図書委員は、「全校のみんなにもっと図書館の本のことを知ってもらいたい」という願いをもって、これまで準備を進めてきました。
そのかいあって、どの班の子も、協力し合って、熱心に本を探していました。
子どもたちからは、次のような感想が出されました。
「図書委員が、みんなが参加できるオリエンテーションを計画してくれたので、楽しめました。」
「図書室にどんな本があるか分かったので、良かったです。読んでみたいです。」
活動をがんばった図書委員に拍手!これを機会に、読書の輪がさらに広がりますように!
6月9日、今日は、火曜日でしたので、朝の全校活動は、歌声タイムでした。
子どもたちは、「出だしをそろえて歌うこと」と「柔らかなきれいな声で歌うこと」を目標にして歌っていました。
「地声にならないように気をつけたいです」「出だしがそろっていたのでよかったです」などと、自分たちの歌声を振り返りながら、熱心に練習しました。
「声を前の幕にある校章ぐらいの高いところに届けましょう」と、担当の先生が、少しアドバイスをすると、すぐに子どもたちの歌声が変わりました。
また、低音と高音、それぞれのパート別に歌ったり、互いパートの声を聴きながら歌ったりもしました。子どもたち自身が、美しいハーモニーを感じながら歌う合唱になりつつあります。
今年も、子どもたちは、秋の設楽町文化祭町民音楽会に向けて、全校合唱をがんばっています。
6月8日(月)のコミュニケーションタイムは、教科や総合的な学習の時間の学びを発表する形で行われました。
この初の試みに、4年生を中心に全校の児童が挑戦しました。
4年生が総合的な学習の時間に調べたり、考えたりしたことを、国語科の表現(書くこと)の学習と関連させてまとめ、他学年に向けて発表しました。
今回の発表内容は、川の活動関連の「豊川マスター」(豊川のことを何でも知ること)をテーマにした、つりのことでした。
4年生は、発表に向けて、調べたことを、箇条書きにしたり、絵や図などを使ったりして、分かりやすくまとめてありました。そして、緊張しながらも、みんなに一生懸命伝えようとがんばりました。
聞き手の他学年の子も、真剣に聞いて、感想や意見を伝えました。高学年からは、話し方や学習の内容についてのアドバイスももらえました。
4年生の発表のおかげで、他学年の子たちは、新しいことを知ることもでき、よい学びの交流ができました。4年生にとっても、達成感のある学習となりました。4年生以上は、感想も書きました。
コミュニケーションタイムが、また一歩前進し、子どもたちの力が伸びたことをうれしく思います。
6月7日(日)午前、好天に恵まれ、PTA奉仕作業を行うことができました。気温23℃、適度に雲もある、さわやかな風の吹く絶好の日でした。
ご多用の中、全14家庭の皆さんに出席していただき、保護者22名、児童20名、全職員10名、そして、卒業生(兄・姉)2名、来入児(妹)1名、合わせて55名の力が結集しました。
みんなで分担し合って、①水源地の掃除、②校舎側運動場の敷石敷設、③校長室前の池掃除、④運動場の除草、⑤遊具(タイヤ)のペンキ塗り、⑥門扉のペンキ塗り、⑦草刈り、⑧校舎・講堂・渡りのガラスふきなどを行いました。
このPTA奉仕作業は、毎年行っていることなので、保護者の皆さんは、大変段取りよく作業を進めてくださいました。子どもたちも、一生懸命活動し、どの子もよく働きました。
休憩を挟んで2時間弱の活動でしたが、学校が見違えるほど、きれいになりました。
草刈りや草取りをした校地は、理容室や美容室に行って髪を切ったようにすっきりしました。
汚れを流したり、ふいたりしたガラスは、洗顔した顔のように透明感が出て、ピカピカ光るようになりました。
遊具や門扉には、ペンキで丁寧にお化粧をしました。
皆さんのご協力とがんばりのおかげで、学校のいろいろなところがとても美しくなりました。
一人一人の力は限られていますが、55人の力が集まると、大きな力になることを改めて実感した活動でした。会員全員が一緒になって汗をかいたことで、PTAの連帯感も一層強まりました。
保護者の皆さん、子どもたち、職員、ご参加くださった皆さん、お疲れ様でした!
本当にありがとうございました。
6月4日(木)、3・4年生の7人は、田峯小学校の3・4年生3人と一緒に、集合学習の一環として、社会見学を行いました。
まず、はじめに、清嶺地区の簡易水道の取水場・浄水場に行きました。そこは、本校の学区である三都橋地区から田峯字段戸(裏谷)に行く途中の山道沿いにあります。
設楽町役場生活課水道係の方が3人も来てくださって、施設や設備について説明してくださったり、子どもたちからの質問に丁寧に答えてくださったりしました。
そして、浄水されたばかりのできたての水や、「森が育むあいちの水」の缶もいただきました。
自分たちの命やくらしを支えてくれている水源地や浄水場の見学を通して、水のありがたさを感じた子どもたちは、これから水を大切にしていくことと思います。
次に、設楽町神田地区にあるこんにゃく村に行き、こんにゃくを実際に作って試食をしました。
地元の特産物について知ることができ、おいしいこんにゃくを食べることもできて、子どもたちはとても満足していました。こんにゃくは、お土産として、家にも持ち帰りました。
最後の見学地は、ゴミ処理場の中田クリーンセンターでした。ゴミ処理の施設の仕組みや作業の仕方、働いていらっしゃる方の苦労や願いなどについて、学習することができました。
事前学習をし、あらかじめゴミ処理場や環境問題についての質問をお届けしておいたので、大変分かりやすく答えていただけました。
子どもたちは、今回の見学を通して、ゴミを減らすことやきちんと分別して出すこと、リサイクルの大切さなどを実感したようです。
社会見学で学んだことを、これからの生活に役立てていくことでしょう。
子どもたちにとっては、なかよしの田峯小学校の友達と一緒に見学ができたこともうれしいことでした。バスの中でのおしゃべりやお弁当を食べたことなども、楽しい思い出です。
最後になりましたが、ご支援してくださった皆様に感謝申し上げます。
ハードな行程や狭い山道だったにもかかわらず、落ち着いて安全に運転してくださった町マイクロバスの運転手さん、ありがとうございました。下見にまで行っていただき、本当にありがたく思っています。
役場職員の皆様、こんにゃく工場の皆様にも、大変よくしていただきました。皆様に支えていただき、おかげさまで充実した楽しい社会見学ができました。
6月3日(水)の朝、第2回ふれあい会がありました。
今回も、ふれあい会員の3人の方が、素敵な本を読み聞かせてくださいました。
1~3年生には、後藤恵子さんが、絵本『かぶと3兄弟』を読んでくださいました。子どもたちは、恵子さんを囲んで、目も耳も絵本と恵子さんの声に釘付け。一生懸命聞いていました。とても温かな雰囲気のお話会でした。
4年生には、松井泰治さんが、絵本『不思議な黒板』を読んでくださいました。松井さんは、4年生のために、わざわざ発達段階に合った絵本を、新城市の図書館から借りてきてくださいました。子どもたちは、松井さんの語りで絵本の世界に誘われ、熱心に聞いていました。
5・6年生には、加藤由紀さんが、『世界の偉人伝』という本の一部を読んでくださいました。成層圏と深海に挑んだ親子の話を紹介してくださり、夢をもつことや冒険のすばらしさを語ってくださいました。「歴史に名を残すには……」という話になり、子どもたちと由紀さん、担任、みんなで盛り上がりました。
ふれあい会員の皆様、ご多用の中、子どもたちのために、ありがとうございました。
次回のふれあい会は、6月17日です。どんな本を読んでいただけるのか、今から楽しみです。
本校では、週はじめの朝に、子どもたちのコミュニケーション力を高めることと、相互理解を深めることをねらいとして、なかよし班ごとに、テーマもって対話する活動を行っています。
今週は、質問する子たちが、好きな食べ物について尋ね、答える子は、理由も述べながら、返事をするというものでした。
「○○くんの好きな食べ物は、何ですか。」
「ピザです。なぜかというと、ほとんどのピザには、ピーマンが載っているからです。」
「○○くんは、家で自分でピザを作ったことがありますか。」
「1回自分だけで作りました。とってもおいしくできました。」……などと、会話が続いていきます。
コミュニケーションタイムも回を重ね、ずいぶん言葉のキャッチボールが上手にできるようになり、和やかに話すことができるようになってきました。
また、話した後に、子どもたちは、笑顔で握手を交わします。
話す・聞く力の伸長とともに、互いのことを知ることができ、仲間づくりにも役立っています。