田口小学校が計画したこの行事に参加させていただき、一緒にセントラル愛知交響楽団の演奏を聴きました。アイネ・クライネ・ナハトムジークやアルルの女組曲、ベートーベンの交響曲第5番など、有名な曲を演奏してくださいました。こんなに近くでフルオーケストラの演奏を聴ける機会はめったにありません。普段は、CDの音を右と左から聞いているのですが、今日はいろんな方向から来るいろんな楽器の音が立体的に聴けて、本当にすごいと思いました。それぞれの楽器が強弱や音色を自在に変化させ、1つの曲の中で主役の楽器がどんどん変わっていく展開のおもしろさも、生演奏だからこそ、存分に味わうことができました。オーケストラで使うような楽器を一度でも使ったことがある人なら、あの美しい音色を出すのがいかに難しいかがわかると思います。本当にすばらしい音色に、90分間聴き惚れてしまいました。後半はお姉さんの歌が加わりました。伸びやかでやわらかで透明感のある歌声に、体が震えました。学校に戻ったらすぐに下校だったので、子どもたちの感想を聞く時間はありませんでしたが、子どもたちの心にどんなふうに残ったのか、一人一人聞いてみたいと思いました。
2018年9月アーカイブ
本校では、掃除の後の15分間に日替わりで様々な活動をしています。2学期からその内容を一部変更し、「アクティブタイム」という時間をつくりました。先生から与えられた課題をこなすのではなく、何をしたらよいかを自分で考えて取り組む時間にしました。例えば、授業でわからなかったことがあるので復習したい、鉄棒やなわとびや楽器の演奏など、自分が上達したいことや記録を伸ばしたいことの練習をしたい、委員会で話し合ったり作業をしたりしたいことがある、など、自分にとって今必要なこと、大切だと思うことを考えて取り組みます。今日は、第1回目でした。運動会が近いこともあり、ほとんどの子が組体操の練習をしていました。中には、縄跳びをしたり、運動会の放送原稿を考えたりしていた子もいました。主体的に取り組んでいたからか、みんなびっくりするほど上達していました。
台風により延期となり、1日日程だったものが半日日程になりましたが、田峯小学校へ移動して、合同で運動会の練習をしました。真夏のような暑さではありませんでしたが、途中で水分補給や休憩を十分とるなど、熱中症への対策も万全にしました。時間が限られていたので、全員でなければできない練習を優先的に行いました。子どもたちは、先生の指示を真剣に聞きながら、久しぶりにみんなで行う体育を楽しんでいました。
清嶺小に戻っても、練習をしました。休憩の時間にはこんなこともありました。草をバーナーで焼いていた校長先生に「校長先生ありがとうございます」と声をかけたり、女の先生が草取りをしていたら、横に並んで一緒に草取りを始めたりする子がいました。体をいっぱい動かして疲れているのに、先生たちの様子にまで気を配りながら休み時間を有意義に過ごす清嶺の子どもたちは、本当に素敵です。
2学期になって初めての給食がありました。辛くはないけれどコクのあるおいしいカレーライスに、冷凍みかんが付いていました。調理員さんが、ちょうどよいタイミングでみかんを出してくださるので、カチカチでもなく、融けきってもいない、最高の冷凍みかんを味わいました。(写真はありません)
長い夏休みが明け、いよいよ2学期が始まりました。眠そうな顔をしている子が多かったような印象を受けましたが、中には、遠くから元気よくあいさつをする子もいました。始業式の中では、一人ずつスピーチをしました。夏休みにがんばったことや楽しかったこと、2学期にがんばりたいことなどを話しました。「夏休みは、洗濯物を入れる手伝いをがんばりました。」「夏休みはプールにたくさん行って水泳が上手になるようにがんばりました。」「川遊びに行ったら、足に魚が集まってきたので不思議だなと思いました。」「臨海学習で、周りを見て行動することができました。」「2学期は、運動会の徒競走で1位になれるようにがんばりたいです。」「運動会では、高学年として、チームをまとめたいです。」
「下級生にいろいろ教えてあげたいです。」などなど、きらりと光るスピーチをたくさん聞くことができました。大勢の人の前で話すのは緊張しますが、こういう経験を繰り返すことで度胸がつき、本番で力を発揮できる人になります。原稿を考え、覚えて練習する課程で表現力やコミュニケーション力も高まります。学芸会で、毎年素晴らしい演技ができるのも、こうした活動の積み重ねの成果だと思っています。