2014年5月アーカイブ
今日は,気温が29度まで上がり,ここ清崎でも,夏の到来を実感するほどでした。
そんな暑さにも負けず,子どもたちは,体力テストに全力で取り組みました。
全学年,50m走,立ち幅とび,ソフトボール投げの3種目を行いました。
みんな,先生の説明をよく聞き,テストに真剣にチャレンジ!
さすが体力づくり優良校の清嶺小の子どもたちです。
力いっぱい走ったり,跳んだり,投げたりして,自己記録の更新,達成を目指しました。
互いに応援し合うことや,補助員をすることもでき,よくがんばりました。
20mシャトルランは,時間と熱中症の予防を考え,明日行うことにしました。
明日も,記録を目指して,暑さに負けずに,がんばれ!
今日は,雨を心配して1日延期した,キビウでのお茶摘みの日でした。
キビウでのお茶摘みは,清嶺小学校の子どもたちにとって,特に大切な伝統的行事です。
「地域のお年寄りにお茶を届けて喜んでもらおう」と,子どもたちががんばる活動だからです。
子どもたちにとって,楽しみで,そして,やりがいのある活動になっています。
キビウという地区は,学校から4㎞ほど離れた設楽町松戸地内の山の中にあります。
初夏のキビウは,緑がいっぱいで,すてきでした。
一昨日の雨で洗われた茶の木の緑がとても美しく,茶の葉が,きらきら輝いていました。
そこにお住まいの竹下さんの茶畑で,毎年,全校で茶摘みをさせていただいています。
快く受け入れてくださる竹下さんのご厚意に支えていただいている活動です。
竹下さんには,子どもたちも,職員も,本当に感謝しています。ありがとうございます。
子どもたちは,どの子も,汗をかきながら,一生懸命摘みました。
みんな慣れていて,丁寧に手際よく摘んでいて,大変感心させられました。
子どもたちの感想からも,がんばりと達成感がよく伝わってきました。
「去年よりもかごにいっぱい摘めたので,うれしかったです。」
「みんなで摘めたし,たくさん摘めたので,楽しくて,よかったです。」
「摘んだお茶をお年寄りに届けたとき,喜んでもらえると思うと,うれしいです。」
終わりの会では,竹下さんに,お礼の気持ちを込めて,歌をプレゼントしました。
合唱「いのちの歌」を聴いていただきました。
竹下さんと記念写真も撮りました。
学校へ帰ってきて,高学年の6人が,選別や袋詰めをしました。
6人は,班のリーダーとして,特にがんばりました。
そして,6人にとって気になる収穫量は,……?
お茶の加工場に持っていくと,昨年度よりも10.5kg多い,32.5kgもありました。
去年も,もちろんみんながんばりましたが,今年も,本当によくがんばりました。
子どもたちの真剣さと優しさに,さわやかな気持ちになった楽しいお茶摘みでした。
お茶配りのときのお年寄りのみなさんのにこやかなお顔が目に浮かびます。
愛知県教育委員会,設楽町教育委員会の指導の下,学校安全緊急情報共有化広域ネットワーク活用訓練を行いました。
不審者から子どもを守るためには,学校,家庭,地域,関係機関が連携して安全確保に努めることが重要です。
保護者のみなさんには,緊急配信メールを活用しての,緊急情報共有(伝達)訓練にご協力いただきました。ありがとうございました。
本日,学校では,次のような安全訓練をしました。
①全職員による緊急情報の共有
②全校児童の安否確認と安全確保
③保護者へ緊急情報をメール配信
④児童への緊急情報の説明(不安を与えないように配慮)
⑤児童への不審者対策の安全指導(生徒指導担当からの「つみきおに」の話)
⑥防犯ブザーや笛の点検
⑦帰りの会での担任からの安全指導の話
⑧下校時の夕会で「つみきおに」の確認
⑨教員による低学年下校引率指導
~児童への安全指導の様子~
訓練を通して,子どもたち自身も,不審者から身を守るためにはどうすればよいかを,真剣に考えることができました。
不審者との遭遇等の子どもの安全を脅かすようなことは,絶対にあってはならないことですが,本校では,万が一のときに対応するため,今後も安全指導に力を入れていきます。
今日,5月28日の朝の活動は,本年度1回目のふれあい会でした。
10人の地域の方が,ボランティアのふれあい講師として,登録してくださっており,交代で子どもたちに読み聞かせや昔のお話をしてくださいます。
この活動は,子どもたちが大変楽しみにしている本校の伝統的なものです。
今日の活動の様子を,写真を中心にご紹介します。
1・2年生には,後藤さんが,大型絵本で「ともだちや」を読んでくださいました。
「ともだちや」は題名どおり,友達と仲良くすることの大切さがすっと心に入る絵本です。
後藤さんは,優しい語り口で,子どもたちを本の世界にいざなってくださいました。
3・4年生には,夏目さんが,郷土の画家・作家・歴史家でもある民俗学者の沢田久夫氏作の「設楽の昔ばなし」をもとにして,読んだり,昔話をしてくださったりしました。
昔の村境の争いや取り決めの話など,ためになることを教えてくださいました。
3・4年生が調査をしようとしている川の話もしてくださいました。
5・6年生には,遠山さんが,「ふるさとの匠 加藤得二(姫路城の工事主任)」の話を聞かせてくださいました。
自作の資料まで用意してくださり,別名,白鷺城とも言われる,世界遺産にもなっている姫路城の修復や管理の責任者であった,清崎出身の匠の話を語ってくださいました。
「こんなすごい人が清崎出身の人にいたなんて,初めて知りました。加藤さんの生まれた家が学校の近くにあるのに,全く知りませんでした。勉強になりました。」と子どもたち。
「みんなも,志と研究心,あきらめない心をもって,立派な子ども,大人になってください。街の子に絶対負けないように,がんばってください。」と遠山さん。
子どもたちは,遠山さんのお顔をまっすぐに見て,うなずいていました。
3~6年生は,クラブの時間や課外に,ソフトテニスをがんばっています。
特に5・6年生は,6月12日の体育指導会を目指し,熱心に練習に取り組んでいます。
職員室に聞こえてくるほど,みんなよく声が出ています。
ボールを丁寧に打ったり,粘り強く追ったりすることもできるようになってきました。
片付けも,みんなで協力して,手際よく行っています。
ペアも,クラブ全体も,チームワークがとてもよいです。
一生懸命取り組んでいるから,確実に上手になっています。
Y教諭が中心になって,先生たちも真剣に指導しています。
また,テニスがお好きで得意な保護者の方も,毎日,ご指導してくださっています。
大変ありがたいことです。
そして,今日は,この春転出されたK先生が,練習を見に来てくださいました。
K先生,応援,ありがとうございました。子どもたちも,とてもうれしそうでした。
指導会まで,あと半月余りです。思いきりテニスをしよう。ガンバレ!!
山の緑がひときわ美しい季節になりました。
毎年,この季節に,本校の児童会では,緑の募金活動を行っています。
今年も,児童会の役員が,募金を全校児童と先生方に呼びかけました。
募金をする子どもたちに,緑の役割や緑について思いうことを聞いてみました。
「先生,緑には,すごい力があります。緑があるから,人間は生きていられるんですよね。」
「緑を大切にして,緑の木をいっぱい増やしたいです。」
「森林は,山崩れや洪水を防いでくれます。」
子どもたちの言うとおりです。
緑の木々は,人の気持ちを癒してくれます。景色の美しい村や街にもしてくれます。
豊かな森林は,動植物の命を守り,生物を育て,多くの恵みをもたらします。
空気を浄化し,地球温暖化や環境汚染の防止にも役立ちます。
緑は,未来にずっと残さなければならない大切なものです。
緑の募金は,緑の大切さを見つめ直すよい機会になっています。
本年度は,8,071円が集まりました。
児童会役員のがんばりと,全校のみんなの協力の結果です。
保護者のみなさんのご支援のおかげでもあります。ありがとうございました。
ふるさとの緑を大切に思う心は,地球の緑を大切に思う心へと広がります。
まずは,この設楽の緑をすてきに思って大事にする清嶺っ子になってほしいと思います。
毎週木曜日の朝の活動は,読書タイムです。
全校で読書をしたり,図書委員会企画の読書に親しむ活動をしたりしています。
今週の読書タイムは,図書委員会企画の「本のオリエンテーション」をしました。
縦割りのなかよし班に分かれて,図書室の本をさがし,問題に答えるというものでした。
①書名とその本に関する問題の書かれたカードを引きます。
②班のみんなで協力して,書架からその本をさがします。
③本のページを繰って,指定された問題に答えます。
④班対抗の結果は,何冊探せて,何問正しく問題に答えられたかで決まります。
みんな,真剣に楽しそうに本を探して,いろいろな本を手にとっていました。
~子どもたちの感想~
○図書室にある本のことがわかってよかったです。今度,読みたいと思います。
○班で協力して本をさがせて,楽しかったです。
一生懸命準備をした図書委員会の子も,感想を聞いて,うれしそうでした。
写真で白い帽子をかぶっている子が,図書委員です。
子どもたちがこれからもますます読書に親しむよう,職員も応援していきたいと思います。
好天に恵まれ,3・4時間目に,全校で運動場横のお茶畑の新芽の葉を摘みました。
♪夏も近づく八十八夜~と歌を歌いながら,楽しそうに摘む子もいました。
摘んだお茶の葉は,今年も地域の独り暮らしのお年寄りにお届けします。
みんな,地域のおじいさんやおばあさんに喜んでいただこうと,一生懸命摘みました。
1年生の3人も,上級生が摘み方をやさしく教えてくれたので,上手に摘んでいました。
高学年の子は,みんな,去年の8.5kgを意識して,それを上回ろうとがんばりました。
「去年よりたくさん摘むぞ!」とSくん。
「お年寄りに感謝する気持ちで摘みます」とYくん。
子どもたちの頼もしさと優しさに,うれしい気持ちになったお茶摘みでした。
子どもたちと職員,みんなの力で,生葉9kgを摘むことができました。
「去年より0.5kg多く摘めました」と発表があったとき,5・6年生はとてもうれしそうでした。
今日は,本年度第1回目の集合学習の日でした。
低学年は本校で,中・高学年は田峯小学校で,音楽と体育の授業を合同で行いました。
1年生にとっては,初めての集合学習でしたが,同じ保育園出身なので,すぐに打ち解けて活動することができました。一緒にお勉強ができて,とてもうれしそうにしていました。
本校で活動した低学年の様子を写真でお伝えします。
【音楽】
歌に合わせて歌ったり,体を動かしたりして,音楽を楽しみながら,拍の流れを感じ取っていました。子どもたちは,みんな一生懸命だったので,元気よく歌ったり,簡単なリズムを演奏したりすることができました。
【体育】
「ボール投げゲーム」では,友達と協力して,練習やゲームを楽しみました。チームで作戦を立ててゲームをすることもしました。担任は,低学年は低学年なりに,子ども自身が自分たちで工夫することを大切にして指導しています。
~楽しいお弁当タイム~ 一緒に食べるとおいしいね!話もはずんで,みんなにこにこ。
どの学年の子も,清嶺小の子は,田峯小の子に,田峯小の子は,清嶺小の子に会えることを,毎回,楽しみにしていて,今日は,久しぶりの再会を喜びました。
学び合う仲間が増え,普段とはまた違った新鮮な楽しい気分で充実した学習ができました。
子どもたちは,町のマイクロバスで移動します。バスの乗降時の安全や車中でのマナーに気をつけること,そして,運転手さんへ元気よくあいさつをすることも,大変よくできました。
集合学習は,愛知県,設楽町の関係機関,そして,多くの方々に支えていただいて実施できています。関係の皆様に感謝申し上げます。
下校のときに3年生の子がこんなことを話してきました。
「今日の集合学習,すごく楽しかった! 先生,次の集合学習はいつですか?」
「6月19日よ。今度は,田峯小学校の3・4年生が清嶺に来ますよ。」
「6月が早く来ないかなあ。」
学校生活には,毎日,様々なことがありますが,昨日,5月8日(木)は,特にいろいろなことがあった一日でした。写真を中心にして,ご紹介します。
①朝の活動 全校読書タイム
毎週,木曜日には,図書館で全校読書をし,本に親しんでいます。
まだ十分文章が読めない1年生には,図書委員会の子が本を読んでくれています。
②設楽中学校1年生「ふるさと学習」で母校訪問
本校卒業生の珠緒さん,希美さん,茉奈さん,優くんの4人が,同級生や先生方と来校し,他の小学校出身の友達に,母校清嶺小学校のことを説明しました。
5・6年生は,4人に「おかえりなさい」のメッセージをプレゼント!
これは,毎年恒例になっています。清嶺小学校の子どもたちの絆,あったかいつながりです。
4人とも,時間配分や順路などを考えて上手に案内し,分かりやすく紹介していました。
中学校のジャージも似合っていました。
「中学校は楽しい」と笑顔で言っていて,こちらまでうれしくなりました。
中学校では,これからいろいろ大変なこともあると思いますが,元気に前向きに立ち向かってくださいね。そして,充実した中学校生活を送ってくださいね。
③3時間目 5・6年社会科「日本の特徴を伝えよう」の研究授業
授業者は,教務主任の村松教諭。率先垂範で,第1回研究授業をしました。
社会科教師としての専門的・探究的な指導,熱意あふれる研究姿勢,子どもへの的確な助言と温かい配慮,学ぶことの多い授業でした。
5・6年生の学習態度は,全員,真剣でした。熱心に話を聞いて考え,自分の意見をもとうとしていました。これからの学習の深まり,成長が楽しみです。
夕方,提案授業をもとに,指導や支援のあり方について,現職研修で協議しました。
授業について語り合い,授業づくりと子どもに向き合うことの大切さを,みんなで再確認することができました。
今後も,教務主任のリードの下,現職研修を推進し,授業で教師力をつけていきます。
④4時間目 全校農園活動「サツマイモのつるさし」
今年もなかよし班ごとに「サツマイモのつるさし」をしました。昨年は,大きな芋がたくさんできました。今年も,どの子も一生懸命植えたので,きっとたくさん実ると思います。
また,こうした縦割り班での活動では,上級生が下級生に丁寧に教える姿や優しい声かけがあり,思いやりの心も育ちます。
⑤午後7時から PTA役員会
本年度の保護者PTA役員は,会長林さん,副会長男性夏目さん,同女性夏目さん,監査熊谷さんの4人の方です。
ご多用の中,集まってくださり,奉仕作業や研修活動等の事業の計画について,熱心に協議してくださいました。
役員のみなさんの,子どものために,学校のためにという思いは,大変ありがたいです。
どうぞ1年間よろしくお願いします。
いろいろなことが毎日ありますが,子どもたちは本当によくがんばっています。
真剣に,楽しく,そして,ときには,ちょっぴりふざけたり,気を抜いたりしながら,学校生活を送っています。
それぞれの花に,それぞれの色や形があるように,子どもの個性も思いもいろいろです。
20人それぞれのその子らしさを大切にしていきたいと思います。
連休明けの7日,好天に恵まれ,毎年恒例の写生会を全校で行いました。
きらきら輝く陽射し,可憐な草花,ひらひら舞う蝶,そして,まぶしいほどの青葉。
学校の周りの山にも,校地内にも,絵にしたいすてきなものがいっぱいありました。
~学年のテーマ~
低学年「春を感じながら,楽しく遊んでいるぼく・わたし」
楽しかった気持ちが伝わるように描こう。
中学年「春の風景を描こう」
木に行った木を中心に,形や色の違いをよく見て描こう。
高学年「思い出の小学校を描こう」
校舎や講堂などの建物を入れながら,奥行や遠近感を意識して描こう。
子どもたちは,各学年のテーマを踏まえ,それぞれお気に入りの場所で絵を描きました。
楽しそうに絵を描く子どもたちの頬を,爽やかな風がそっとなでていました。
新緑の季節になり,田植えの時期になりました。
このGW,田植えをされた方も多いのではないでしょうか。
今日,5・6年生は,清崎の夏目康弘さんの田んぼで,田植えをさせていただきました。
空は真っ青な五月晴れ,絶好の田植え日和でした。
夏目さんに植え方を教えていただきながら,子どもたちは一生懸命植えました。
はじめは,足を泥に取られながら,慣れない手つきで,四苦八苦していましたが,次第に上手になり,1時間ほどで1枚の田んぼの田植えを完了しました。
「初めて裸足になって田植えをしたけれど,泥の感触が気持ちよかったです。」
「植えていて腰が痛くなりました。お年寄りは,こんな大変な仕事をしてすごいと思います。」
「苗が大きくなってお米ができるのが楽しみです。これからも世話をしっかりしたいです。」
子どもたちの感想や楽しそうな表情から,よい体験をさせていただいたと感じました。
「米作りは,文字通り,八十八(88)のことをして,やっと食べられるまでになるんだよ。」
と夏目さんがおっしゃっておられました。
米作りを通して,これからいろいろな勉強ができそうです。
子どもたちの追究が楽しみです。
夏目さん,大変お世話になりました。これからもよろしくご指導をお願いいたします。