今回を逃すと一生見ることができないかもしれない金環日食,ずっと前から天候の心配をしてやきもきしていました。 「晴雨を問わず21日は観測会をやります」このように宣言をして登校時間を早め,7時10分には全校揃って東の空を眺めました。
見事の一言。雲は出ていたもののその切れ目から顔をのぞかせる食が進んだ太陽を,しっかりと観測することができました。待ちに待った金環日食も予想以上の素晴らしい姿を見せてくれました。子どもたちも保護者の方々も職員も,世紀の天体ショー(!)を満喫することができました。
早朝の太陽観測を終えた後,キビウ(土地の名前,本校から車で約10分)でのお茶摘に出掛けました。農業家の竹下昭二さんのご厚意で,毎年今の時期に昭二さんの茶畑でお茶摘みをさせていただいています。先日(16日)には校庭のお茶畑で茶摘みをしました。昭二さんの茶畑で収穫した茶葉と合わせてお茶に加工し,出来上がったお茶は学区の独居老人の方々にプレゼントします。本校伝統の行事です。
このところの不順な天候により生育が心配されていましたが,昨年よりも多い収獲を得ることができました。ウグイスやアカショウビンのさえずりを聞きながら新緑の中でのお茶摘みとなり,とても良い時を過ごしました。 今日はとても充実した一日だったと実感しています。