毎年2年生を対象に行っている「認知症サポーター講座」を、今年も行いました。講師は東栄町役場の夏目さんです。副読本とDVDを使って、わかりやすく説明してくださいました。生徒と一緒に講座を受講した英幸先生は、資料のこんなところに、赤いアンダーラインを引いていました。
- いろいろな原因によって脳の細胞が死んでしまったり、はたらきが悪くなったりするため、さまざまな障害が起こり、生活する上で支障が出ている状態のことを「認知症」といいます。
- だれよりも早く本人が「おかしい」と感じはじめます。「認知症の人は何もわからない」のではなく、一番心配で、心細く、苦しんでいるのは他でもない本人なのです。
- 認知症サポーターとは、特別なことをする人ではなく、認知症について正しく理解し、認知症の人や家族を温かい目で見守る人のことです。
正しい知識を得ることが認知症を理解することの第一歩、そんなきっかけになった講座でした。夏目さん、ありがとうございました。