

現地時間で16時30分、日本時間で朝8時30分、生徒はホストファミリーと対面し、それぞれの家庭へ移動しました。
今年は教員も教育委員会職員も生徒と同じホームステイです。
それぞれの生徒のご家庭を直接訪問することができませんので、教頭の滞在したホストファミリーの家庭の様子をお伝えします。
カナダのこの地区は他民族の地域で、家の造りや生活から想像して裕福な家庭のようです。写真のような家が連続した住宅街でした。
トヨタ車のワンボックスカーで5分ほど移動して到着。お風呂やトイレの使い方、朝食についての説明を受けると、「6時から友達の家でバースデーパーティーをするから一緒に行かないか。」と誘いを受けました。
再び車に乗り込み、5分ほどで到着しました。友達のお母さんの誕生日でした。
そのお母さんのお母さん、つまりグランマが、せっせと大量の春巻きを作っていました。誕生日のご本人はポークをさばいてバーベキューを焼いていました。ケーキはお客さんの持ち込みでした。
続々、親戚や友人がつめかけました。10代の子供たちも含めると30名近く集まったかと思います。
裕福そうな方々だったので、お仕事を聞くと、ある男性は家にいるといいました。続いて奥さんを紹介され、聞くと外科医の昼勤の看護師でした。子育てが大変ですねとその男性に伝えると、家でコンピュータで仕事をしているとのことでした。
料理がそろうと、突然どなたかが誓いの言葉を述べ始めました。皆さん沈黙。言葉が終わると、世界共通のハッピーバースデーソング。
皿とスプーンを渡されてパーティの料理を楽しみました。
子供たちのホストファミリーも、教員が滞在したご家庭のような他民族の裕福な方々のようです。きっとそれぞれ、いろいろな形で夕食を楽しんでいるのだと思います。
パーティは続いていましたが、現地時間8時20分に先に帰してくれました。使い慣れないバスタブで、どうやったらお湯がでるかな、シャワーの切り替えはどうだったかな、と四苦八苦しながら、一日の疲れをとりました。
現地ガイドさんが、「東栄の先生は立派。生徒さんと同じホームステイをして、生徒と同じ気持ちを味わうことができる。」と、褒めてくださってましたが、まったくその通り。生徒もこういうところで困っているだろうな。冷たいシャワーを浴びていないかなと思いを巡らせました。
添乗員さんに電話すると、特に生徒から救援コールはないとのこと。
明日、8時までにRCA校に集まったとき、生徒たちはどんな顔をしてくるのか楽しみです。
以上で、カナダでの25日のレポートを終了します。
(お許しを得て、写真を掲載しました。)


