認知症について、中学生の頃から正しく理解していくことや、認知症の方とどう接していくとよいのかということを学びました。
認知症の症状は、昔のことばかりを話したり、暴力をふるったりしてしまう等、新しく知ることがたくさんありました。僕が認知症の方と接するときに大切だと思ったことは、認知症は病気であること、その症状を理解してあげることの二つです。そう思った理由は、優しい言葉をかけてあげればうまく接することができるという話があったからです。認知症はだれでもなる可能性がある病気です。だから、今日のことを忘れずに生活していきたいと思います。(Nさん)
【認知症と高齢社会「認知症サポーター中学生養成講座副読本」より】
「認知症」は、だれにでも起こりうる脳の病気によるもので、85歳以上になると4人に1人(最新情報では、3人に1人)に認知症の症状があるといわれています。その数は今後20年で倍増するとも予想されています。