全学年、道徳の授業を利用して人権教室を行いました。講師に人権擁護委員の清王さん、渡津さん、西田さん、亀山さんをお迎えして、人権に関わるお話を交えながら、1,2年生は差別問題、3年生は命の重さについて考えました。
1,2年生は合同で、「カネト」を教材が教材でした。北設楽郡に唯一ある鉄道駅「東栄駅」を走る飯田線の敷設やトンネル工事に携わったカネトの話です。今も大切にされ、町民が重宝している飯田線であることも、生徒たちが身近に感じられる教材となりました。また、 講師の清王さんは、奈根小学校最後の校長先生で、鉄道が大好きな方です。鉄道についての造詣の深いお話も含めて、楽しい授業となりました。
3年生は、「命の重さ」を扱った授 業です。赤ちゃん人形も使いながら、授かった命の大切さを実感しました。授業の終わりに、渡津さんから講話をいただきました。
みんなが選ぶ '19東中人権標語の結果発表です。全員投票の結果、以下の7名が入賞となりました。
これを機会に、人権擁護の意識がさらに高まることを期待しています。
《追伸》
今朝、清王さんが昨日の記録を学校に取りに見えました。そのときに、こんな話をしてくださいました。
「昨日は下校バスの桑原・古戸線の運転手でした(清王さんは下校バスや部活バスの運転手もしてくださっています)。一番最後に古戸で降りた祐河さんが「今日はありがとうございました」と声をかけてくれました。とってもうれしかったし、素晴らしいなあと思いました。ぜひ褒めてあげてください。」と。
この祐河さんの一言、本当にうれしいです。こんな自然な姿が、まさに人権を大切にしていることだと思います。その言葉を発した時の祐河さんの笑顔が目に浮かぶようです。良い話を聞きました。祐河さんも清王さんも、ありがとう(長)