3日間の期末テストが終わりました。
<生徒の頑張りが職員室の話題です>
職員室では、「誰々さんがこの教科でこんなに点数を取っている。」というような、うれしい話題でもちきりです。
出張までの少ない時間で、「今週中にテストを返したいから。」と、採点をしている先生もいます。
担当教科や担当学年を超え、49名の全校生徒のがんばりを、先生方が支えている様子が伝わります。
<テストを振り返り次に活かそう>
学級担任の先生は、生徒一人一人の学習の仕方を確認していました。特に1年生は、中学校の勉強の仕方をまだしっかり理解していないようで、担任と学年主任が対策を練っていました。
定期テストが終わり、来週は個別懇談が始まります。次の点について、ご家庭でもご確認ください。
1 提出物がきちんと出されているか。
2 身になる(実になる)勉強をしているか。
・たくさんの量をこなしていても、点数が上がらない生徒は、この傾向があります。
― 自分で自分に問題を出しながらやる。
― 少しずつ見ながらでなく、一気に見ながらやる。(ワーキングメモリを鍛える)
・目的をもってやっているかどうか。ここが分からないから分かりたいという気持ちです。
・スモールステップで行っているか。高い目標を設定しすぎると達成感ももてません。
3 楽しく勉強をしているか。
・知的好奇心のある子どもたちは、本来勉強は楽しいものです。点数がとれる楽しみより、分かる楽しみのほうが本物です。
※百人一首など、ゲーム感覚で自宅でも楽しめるといいですね。弟、妹も一緒に覚えられます。
4 集中して勉強をしているか。
・上のことと重複しますが、一気に勉強をしたほうが力がつきます。
・家へ帰って、とりあえず、すぐやる!夜、寝る前にたくさん覚える。
小学校では、「すぐに答えを見るな」という指導をしますが、中学校では逆に、多くの問題をこなさないといけないので、分からない問題はまず、答えを見て、答えからやり方を推測し、それでも分からなかったら解答集のやり方をしっかり確認して、そこから勉強することが大切になってきます。
NHKでも、学生向けに勉強の仕方の番組があったりします。そんな番組を見ることも大切です。
年明けには、すぐに総合テスト(3年生)、学年末テスト(1・2年生)があります。今のうちに、しっかり学習方法を改善しておくと、必ず力がつきます。