3年Gさんの投書が中日新聞本日付け、発言「ヤング」欄に載りました。Gさんは卓球部。今度の東三大会は残念ながら出場を逃しましたが、彼女の透き通った友だちを応援する声が、豊川市体育館に響くことと思います。
「どうせやるなら楽しく」
「部活動は好きですか」という質問に、私は「いいえ」と答えます。でも、「楽しいですか」と聞かれたら「はい」と答えます。
こう思えるようになったのは中学三年生になってからです。以前はいずれの質問とも「いいえ」でした。
私たちの中学校では全員が運動部に所属しなければいけません。運動が苦手な私は、この部活がとても嫌でした。練習中に他のことを考えていることもよくありました。適当に部活をやっていました。
でもそんな私を、先生の一言が変えたのです。
「どうせやるのなら、楽しくやろうよ。その方が得だよ」。先生は私の気持ちを知った上で、こう言ってくれました。私を応援してくれたのです。先生のことばを聞いて、涙が出てきました。
今、私は一生懸命練習に励んでいます。もちろんうまくいかないこともあります。楽しむことを忘れずにやっていけばいいんだー。自分にそう言い聞かせています。