2日目は、まず、高知県梼原町に向かいます。山間にあるこの町は、町内の森林資源を活用した町おこしや定住施策を積極的に行っているところです。国立競技場の設計にも携わった隈研吾さんの設計による町役場で、職員の方から町の方針や活動について説明を受けたあと、昭和初期から残されている芝居小屋や町内の木材をふんだんに使った雲の上の図書館を見学しました。
坂本龍馬が藩を抜けるときに通ったという脱藩街道の途中で昼食をとり、午後は海洋堂ホビー館の見学です。ここは、廃校校舎を利用した各種フィギア作りで有名な海洋堂の展示施設です。職員の方から開設までの経緯を聞かせていただいた後、見学をしました。かなり興奮気味な生徒もいました。
続いて、近くになる同じ系列のかっぱ館を見学しました。ここは、かっぱオブジェコンテストの優秀作品が展示されているところです。日本国内のみでなく、世界各国からの応募作品もあり、また、製作者それぞれの想像力を駆使した様々なタイプのかっぱがありました。
この日最後の見学地は岩間沈下橋です。沈下橋とは、橋げたを低く、大水の際に橋が水面下に沈むようにし、流出物が橋げたに引っかかって橋が壊れるのを防ぐように設計されたものです。
河原で石を見ると水切りをしたくなるのは人間の性なのでしょうか。見学を終え1日目と同じホテルで宿泊しました。