薄曇りの駅伝日和の中(後半は少し気温が上がりましたが)郡中学校駅伝大会が実施されました。
開会式では、選手代表として津具中駅伝部キャプテンが選手宣誓を行いました。堂々とした、また、大会にかける気持ちのこもった宣誓でした。
今年から、各校からの出場チーム数の関係で女子、男子、混成の順でレースが行われることになりました。
女子個人戦に津具中からは生徒1名がエントリーしました。
スタートから先頭に食らいつき、自己ベストを大幅に更新する素晴らしい走りでした。
混成の部には、2チームが出場しました。
混成Aチームは、1区(女子)を1位でタスキをつなぎ、2区以降、個人順位でも上位に食い込む選手各校にいる中、粘り強く、また力強い走りで3位入賞を果たしました。
混成Bチームも、1区3位から必死にタスキをつなぎ、9位でゴールしました。
ともに、今年の駅伝部が掲げた目標「あきらめない」を体現する走りでした。
また、サポートに回った生徒も選手が力を発揮できるよう、自分のできることを考え
選手に寄り添っていました。ここにも、津具中学校伝統の「全員駅伝」の姿が見られました。
閉会式では、成績発表と、団体戦の表彰が行われました。
個人成績では、3年生徒が3年連続の1位となりました。3年間の努力が成し遂げた成果です。しかしそれを支えたのは、全校で取り組んできた仲間とのつながりでもあると思います。
帰校後、最後のミーティングを行いました。個人での振り返りをした後、この日で中学校の部活動全てを引退する3年生がそれぞれの思いを語りました。みんなで声を掛け合いつらい練習も乗り越えられたこと、3年生になってからの責任感や駅伝にかける思い、下級生や地域への感謝、これから下級生に期待することなどそれぞれに思っていることを素直に下級生につたえ、下級生のも真剣にそれを受け止めようとする姿勢が見られました。今年の津具中駅伝部の活動は今日で終わりですが、先輩からの思いを受け継ぎ、また新たな駅伝部を作っていけそうな予感が感じられました。
応援に駆け付け、励ましていただいた皆様、そして、これまで物心両面で生徒を支えてくださった保護者、地域のみなさま、本当にありがとうございました。