4日間の研修事業もいよいよ最終日です。ホテルを出発し、まずは国指定史跡青葉城址へと向かいます。戦国大名伊達政宗が築城したお城です。バスガイドさんから伊達家の歴史や築城の歴史、見所など説明を受けながら本丸跡を見学しました。
見学を終え、次に向かったのは、最後の見学地、日本三景の一つ名勝松島です。
塩釜港から遊覧船に乗り、アナウンスガイドで見どころの説明を聞くとともに、語り部の方から、震災当時の様子を写真資料も見せていただきながら説明を受けました。
松島港で船を降り、国宝瑞巌寺五大堂を見学しました。ちょうど33年に一度の御開帳の年で堂の中の様子も見ることができました。
見学を終え、最後の食事です。仙台名物牛タンと三陸海の幸のお刺身をおいしくいただきました。
昼食を終え、仙台空港、中部国際空港を経て津具支所に到着、4日間の研修事業を終えました。様々な場所や施設を実際にこの目で見、そした語り部の方からのお話、また道中バスガイドさんから震災やその地にまつわる様々なお話をお聞きしたことで、震災当時の様子、復興がまだまだ道半ばであることを実感するとともに、東北の歴史や文化の一端にも触れることができました。コロナ禍で様々な規制のある中、苦労してこの事業を企画してくださった町教委の方々、また各地でお話を聞かせてくださったり、お世話になった方々に感謝です。子どもたちの学びや感想は、今後事業の報告書にまとめるとともに、保護者の方への報告会(12月の予定)を行ってお伝えしていく予定です。