三日目は、まず、釜石鵜住居復興スタジアムに行きました。2019年のラグビーワールドカップの会場としても利用されたところです。津波で被災した小中学校の跡地に建設されています。釜石市とラグビーとの関係、釜石の奇跡と呼ばれた避難行動、スタジアム建設の経緯などをバスガイドさんから説明を受けた後、見学をしました。
この後、内陸部へと向かい、遠野市を経て花巻市を目指します。当初の予定であった遠野総合防災センターの見学が施設の事情で中止になったため、車内でバスガイドさんから震災当時、被害の大きかった沿岸部の後方支援基地としての内陸部にある遠野市の果たしていた役割や、その後もさらに効果的な支援体制を着々と整えていること、また、民話のふるさととも知られていて各所にいろんな伝説が残っている地であることも教えていただきました。
花巻市では、岩手名物わんこそば体験の昼食をとりました。会場貸し切り(というか、コロナ下でお客さんが激減して休業状態で、予約が入ったときのみ営業するような厳しい状態なのだそうです)わんこそばの由来なども教えていただき、名物を味わいました。
昼食後は仙台市に移動し、うみの杜水族館の見学をしました。震災後に建てられた施設で、避難場所としての機能も併せ持っていそうです。三陸海岸の生物を展示を見たり、またアシカやイルカのショーを楽しんだりしました。
その後は、ホテルでこの日も地元の名産物を取り入れたブッフェ形式の夕食を味わい、一日を終えました。