8月5日(月)から8日(木)にかけて、2年生7人が一人3日ずつの職場体験をさせていただきました。体験させていただいた主な活動と一言感想を紹介します。
津具グリーンパークとトンボ鉛筆で体験した伊藤君は、
「グリーンパークでは、施設の掃除をしたり、ソフトクリームを作ったり、施設を見学したりしました。お客さんが気持ちよく使えるように様々な配慮をされていることが分かりました。パーク内の水を自分たちで作ってみえることにびっくりしました。トンボ鉛筆では、包装の仕事をしたり工場内の見学をしたりしました。トンボ鉛筆は100年以上の歴史のある工場だということが分かったし、従業員の方たちの手際のよい作業にびっくりしました。」と。
豊根村の児童クラブで体験した河邊さんは、
「小学生と一緒に勉強をしたり、遊んだり、プールの監視をしたりしました。小学生が分からないことを自分から教えられるようになってうれしかったです。元気な子は自分から聞きにいけますが、中には恥ずかしがって自分から聞きにいけない子どももいます。その子に合った声のかけ方が大事だと感じました。プールの監視では、見ているだけの時間が多かったけれど、安全第一で何もないことが一番だと感じました。」と。
津具保育園と豊根村共同調理場で体験した熊谷さんは、
「津具保育園では、園児と遊んだり、給食を食べたり、寝かしつけたりしました。小さい子でも『これやって』と言うと、言うことを聞いてくれたのでうれしかったです。給食の準備や片付け、帰りの準備などが自分たちでできるのですごいと思いました。共同調理場では、自分が考えた献立を栄養士さんや調理員さんたちと一緒に一から作りました。安全面でさまざまなきまりがあることが分かりました。大変だったけれどすごく楽しかったです。」と。
佐々木建設で体験した佐々木君は、
「重機に乗ったり、コンクリートのブロックを運んだり、ダンプに砂利を積み込んだりしました。重機は操作が難しく、うまく土がつかめなかったり、おろす場所がずれたりしました。ブロックは1個40㎏もあってとても重かったです。こんなのを何個も運ぶ作業はとても大変でした。3日だけでもとても暑くて、誰か倒れないかと心配になるぐらいでした。これらの仕事を毎日しっかりとやっているお父さんたちはかっこいいなと思いました。」と。
津具診療所と新城市民病院で体験した佐々木さんは、
「津具診療所では、薬を袋に詰めたり、エコーを見せていただいたりしました。手間のかかる大変な仕事だけどやりがいがあると感じました。先生や看護師さんたちは少人数でこれらの仕事をされているのですごいと思いました。新城市民病院では、院内を見学したり、ストレッチャーや車椅子、血圧測定の体験をしたりしました。患者役を体験して、その気持ちや大変さを感じたので、今後はそうした人たちに自分ができることをしたいと思います。」と。
設楽原歴史資料館で体験した髙木さんは、
「他校の生徒2人と火縄銃の展示コーナーを作りました。1つの展示コーナーを作るのに、たくさんの本を読んで勉強したり、配置や紹介の文章を考えて並べたりと、たくさんの時間をかけて丁寧にされていることが分かりました。また、館内をボランティアガイドの方に案内して回っていただきました。ガイドさんが地元のことを熱く語ってくださり、とても分かりやすかったし、地元を愛し伝えていきたいという気持ちを感じました。」と。
※この展示コーナーは夏休みいっぱい展示してくださるそうなのでぜひ見に行ってください。
東郷西こども園で体験した村松さんは、
「とにかく園児とたくさん遊びました。園長先生が、人間は楽しい時の方が成長が早いので、こども園では園児になるべくたくさん楽しませるようにしているとおっしゃっていました。保育士の仕事は、周りをよく見て園児が安全で楽しく過ごせるように配慮することや、みんなと同じことができない子にそれらを教えながら楽しく活動できるようにしてあげることが大切だと感じました。園児が最後に歌を歌ってくれた時には泣けそうでした。」と。
どの体験場所でも、生徒たちのことを考え丁寧で親切に対応してくださいました。おかげで生徒たちはたくさんのことを学ぶことができ、今後に生かせそうです。ありがとうございました。