自殺予防に関する愛知県知事のメッセージ

 県民の皆様へ(知事メッセージ)  

 新型コロナウイルス感染症の拡大により、県民の皆様においては、これまでとは異なる生活環境が続き、今後の学校生活や社会生活に不安を感じておられる方も多いのではないかと思います。

  このような状況のもと、昨年は7年ぶりに本県の自殺者が増加しました。また、本年1月から7月の間でも、昨年同期間より増えております。

<子どもたちへ>

 多くの学校では9月1日から新学期が始まります。 こころが苦しくてたまらない、どうしていいか分からないときは、一人で悩まず、御家族や先生、周りの友だちなど、信頼できる人に、気持ちを話してください。周りの人に話しづらいときは、相談窓口もあなたに寄り添ってくれます。悩みを打ち明けることは、決して恥ずかしいことではありません。あなたのつらい思いを受け止め、味方になってくれる信頼できる大人は必ずいます。

<つらく苦しい思いをされている方へ>

 一人で、苦しい思いを抱え込まず、御家族や友人、職場の仲間など、あなたが信頼できる方に気持ちを伝えてください。

 身近な人に話しづらい、あるいは、話ができる人が周りにいない方は、県やお住まいの市町村の相談窓口に相談してください。

 県では、電話やSNSでの相談窓口を設置しています。また、精神保健福祉センターや保健所で相談をお受けしています。

 あなたは決して一人ではありません。あなたのつらい思いを打ち明けてください。あなたからの相談をお待ちしています。

<すべての県民の皆様へ> 

 自殺を考えている方は、「眠れない」、「食欲がない」など、いつもと違う何らかのサインを発していることが多いといわれています。  あなたの周りの方を気にかけてください。声をかけて、「心配している」の気持ちを伝えてください。

2021年8月23日

         愛知県知事 大村 秀章

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