運動会後の3連休で、疲れと興奮が収まった子ども達。今週の様子を見ると、落ち着いた雰囲気で勉強に集中してます。先生方も、本校の研究を推進していくために、2学期の授業研究会に向けた研修会が開かれ、熱心に討論しています。
2学期は、10月28日に行われる愛知県へき地教育研究大会(津具小・中会場)が大きなイベントです。全学年の授業を公開し、県内各地から集まった先生方に子ども達の様子を見ていただきます。本校の研究は、子ども達の心をつなぎ、国語と算数の学力を高める研究ですので、公開授業の教科も国語と算数にしました。また、研究大会の前にも、10月8日には安城市から講師を招聘して校内授業研究会が開かれます。
9月26日(金)には、郡内小学校の教務主任が本校に集まり、2年生と5年生の授業参観と研究概要説明の研修会が行われました。授業参観した先生方の感想を聞くと、
・2年生で全員が自分の計算の仕方をホワイトボードに書けているところがすごい。間違っていそうでもしっかり書けているので、その後の話し合いが深まる。 |
など、子ども達の成長が感じられる意見をいただきました。学びをつないでいくことや、主体的な学習ができつつあると感じています。
本校は少人数学級であるため、一人ひとりの様子がよく分かります。学力・性格・経験などの違いを考慮しながら、その子に合わせた目標や手だてを意識し、全体ではどのような授業を組んでいけばよいか、教師は日々の授業展開を一生懸命考え、実践を積み重ねています。授業案を検討していると、ついつい熱が入り、遅くまで会議が続くこともあります。
この時期は、学習発表会の練習開始まで間があり、研究大会なども行われるので、教師も子どもも授業に集中できるチャンスです。子ども一人ひとりの実態を考慮し、子ども同士の学びをつなげ、確かな学力(基礎・基本、活用力、意欲・態度)が身につくように、研究を推進していきたいと思っています。