真顔・笑顔・泣顔 感動の運動会

9月20日(土)、津具保育園・津具小学校合同の運動会が開催されました。雨天延期も覚悟していましたが、当日は雨は降らず、予定していた種目を全て行うことができました。

子ども達は、紅白対抗の意識がとても強く、得点種目は作戦を立てて取り組んでいました。紅組が先行し、白組が逆転し、後半になって同点となりました。そして、最後の源平戦で紅組がリードしたものの、鈴割りで再度白組が逆転し、8対7で白組勝利となりました。野球で言えば、正にルーズベルトゲームでした。

勝敗が決した時の両者は対照的でした。白組は「万歳」の大声とみんな笑顔です。紅組は多くの子が泣いていました。でも、直後の閉会式では、白組の「万歳」は、あまり迫力がありませんでした。紅組の子がまだ泣き顔だったので、仲間として、友達として、相手を気遣う優しさが見られました。身につけてほしい「ノーサイド」の姿がそこにはありました。素晴らしい子ども達だとつくづく感心しました。また、子どもの演技を見ていて涙を浮かべる保護者の姿も何人か見かけました。子どもも、保護者も、教師も感動した運動会だったと思います。

運動会の楽しみの一つに、「とびやっこ(かけっこ)」があります。真剣に走る姿は、参加する方も見ている方もとても楽しいです。今回の運動会では、一般種目の「本気リレー」や、中学生の「母校の庭で」で一般参加した2チームなど、大人が真剣に走る姿も印象的でした。

昨年から始まった「笑顔リレー」は今年も大好評で、各チームが衣装や展開に工夫を凝らし、見ていてとても楽しかったです。中学生の衣装もすごくて、特に女子チームはとても可愛かったです。何かイベントがあれば、あの姿で踊れそうです。語りの会の童話シリーズは、今年は「浦島太郎」の筋書きを展開していきましたが、衣装や道具作りだけでも4~5日かかりそうでした。このチームも、イベントに出場できると思います。

老人クラブの玉入れは、80名以上となり、今年も多くの方に出場していただきました。また、消防団種目は、工夫を凝らした障害物リレーを行い、1・2年生が一緒に参加してとても楽しく競技していました。

午後の始まりの時におよその人数を数えると、総勢約320名いました。多くの方に来ていただき、地域ぐるみの運動会になりつつあります。こんな素晴らしい運動会となったのは、子ども達の頑張りと教師の熱心な指導、保護者や地域の皆様のご協力のおかげです。特に「モリブ(盛り上げよう津具)」の方達には、盆踊りのバザーで得た収益を寄付していただきました。また、民謡保存会の方には盆踊りの生演奏をしていただきました。

多くの皆様のご協力で素晴らしい運動会が開催できましたことを、心からお礼申し上げます。ありがとうございました。

※保護者の皆さんへ…下の写真の種目が全部言えたらすごいです。

開会式  玉入れ(保)

かけっこ 一輪車

じゃんけん 玉入れ(老)

高学年 笑顔リレー

消防 低学年

徒競走 保育園

母校の庭 来年1年

民謡

2020年10月

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