2014年11月アーカイブ

学習発表会の練習に熱が入っています

11月29日(土)の学習発表会に向けて、各学年とも熱が入っています。ホールでの練習時間は限られているため、その時間は特に気合いが入ります。

学習発表会は、子どもと教師で創り上げる重要な行事であり、この活動に真剣に取り組むことによって、子ども達は更に伸びていきます。

あとわずかな練習期間ですが、個々のレベルがどこまで上がるか楽しみにしています。当日は、ご家族だけでなくご近所の方もさそって是非ご来場ください。多くの方から温かい拍手をいただければ幸いです。

全校合唱練習  1・2年合奏

3年劇 5年劇

6年劇2

「ハロウィン」について考えてみましょう

日本は昔から外国の文化を取り入れて発展してきました。古代から近世までは、主に中国や朝鮮の文化が手本となっていましたが、近代(明治)以後、欧米の文化が主流となり、日本古来の文化と融合させながら、様々な文化を形成してきました。クリスマスやバレンタインデーなどは、本来の宗教的な意義が薄れて、楽しみの一つになってきています。

最近、日本で急速に広がっているものの一つに「ハロウィン」があります。
「ハロウィン」は、毎年10月31日に行われ、古代ケルト人が起源と考えられている祭りのことです。本来は秋の収穫を祝い、悪霊などを追い出す宗教的な意味合いがある行事だったようですが、現代では特にアメリカで民間行事として定着し、祝祭本来の宗教的な意味合いはほとんどなくなっています。カボチャの中身をくりぬいて「ジャック・オー・ランタン(ジャック・ランタン)」を作って飾ったり、子ども達が魔女やお化けに仮装して近くの家々を訪れて、お菓子をもらったりする風習があります。

現在、ハロウィンが大々的に行われているのは主に英語圏のようですが、日本でも1983年にキディランド原宿店が日本初とされるハロウィンパレードを開催し、1997年から「カワサキ・ハロウィンパレード」や「ディズニー・ハッピーハロウィン」などが始まって、各地でイベントが開催されているようです。

津具小学校では、今年は2年生がハロウィンパーティーを行いました。1年生と職員が招待され、子ども達が作ったパンケーキを食べ、「ダックアップル(水の中のリンゴつかみ)」と呼ばれるゲームなどを行い、楽しいひとときを過ごしました。

楽しい文化はどんどん広がっていきますが、困った問題も起きているようです。2007年には、JR山手線や大阪環状線に数十人のグループが押し寄せ、車内の蛍光灯を外す、網棚の上に寝転ぶ、他の乗客とトラブルを起こすなど暴徒化する者がいました。今年のハロウィンでは、渋谷に多数の仮装者が集まったため混乱状態となり、機動隊が出動して警戒にあたり、逮捕者が2名出るなど未明まで騒ぎが続いたそうです。

さて、津具では、3年ほど前から、低学年の子ども達数人が仮装して地区内に出かけ、公共施設など(役場・保育園・郵便局・駐在所・金龍寺)に寄って、「トリック・オア・トリート(悪戯かお菓子か)」という言葉で、お菓子をねだってもらってきているようです。

初めて子ども達に来られた施設では、びっくりしてその場でお菓子を集めて子ども達に渡したということですが、2年目からは、準備していた方もいたようです。

家庭の対応も様々で、ハロウィンだから行っておいでと送り出す保護者もいたようですし、他の家に行ってお菓子をねだるのは良くないからやめなさいと止めた保護者もいたようです。

さて、保護者のみなさん、子ども達のハロウィンの行動をどう思われますか?

学校教育ではないので、私たち教師が「こうしなさい」とは言えないところですが、私自身は次のように考えています。

クリスマスパーティーやハロウィンパーティーのように、参加者が内容を承知していて、お互いに納得していれば、子ども達が楽しむ行事を行うことは良いと思っています。地区内でも保護者同士がお互いに連絡を取り合い、遊びに行くからお願いするという同意があれば、子どもも大人も安心して楽しめるでしょう。

でも、相手の同意がなく、突然公共施設などに行って物をねだってもらってくるというのは、はたして良いのだろうかと首をかしげたくなります。豊根村の「お月見どろぼう」や、長野県白馬村の「白馬deハロウィン」など、地域が一体となって同意して取り組んでいる地区ならともかく、津具では今までないことなので、なかなか理解が得られないのではないでしょうか。今年訪れた津具の施設では、子どもが来るなら準備をしなければという思いで迎えてくださったと思いますが、はたしてそれに甘えてよいものか、ご迷惑をおかけしているのではないかと思っています。

各家庭によって考え方は異なると思いますが、子どもが帰宅後に地区内に出かけて行って、何か活動をしてくるのは保護者の責任となります。ご家庭でも、このハロウィンについて子どもと一緒に考えていただきたいと思い今回話題としました。よろしくお願いします。

2年ハロウィン2 2年ハロウィン4

心をつなぐ「偕楽園訪問」

11月13日(木)、4~6年生が偕楽園に行き、ブラスバンドの演奏をしてきました。毎年恒例の行事ですが、今年は「ビリーブ」という歌の合唱も発表してきました。

偕楽園訪問は、長年地域のために尽くして下さった方達への感謝の気持ちを込め、楽しいひとときを過ごしていただこうとする活動です。偕楽園に集まった方達の中には、子ども達の元気な歌声や演奏を聞いて涙を流す方もいるなど、お互いにとって、とても有意義な活動となりました。

・偕楽園の方が喜んでくれたのでよかったです。
・お年寄りの方が泣くほど感激してくれたのでうれしかったです。
・おじいさんやおばあさん達が笑顔になってくれたのでよかったです。ぼくもうれしかったです。

偕楽園1 偕楽園2

偕楽園4 偕楽園5

偕楽園7 偕楽園6

津具の四季「子ども写真展」~小さい秋みつけた~

津具の素晴らしさを感じてほしいという願いから、この秋スタートした「子ども写真展」です。今回は13点の作品が集まりました。

のどかな田舎の風景や迫力ある銀杏の大木など、どの写真も秋を感じさせるすばらしい作品です。中には「光とかげ」という題名で、写真の表現力(静と動・濃と淡・明と暗・遠と近など)に挑戦した作品もあります。作品の一覧は次のとおりです。

・「わたしのちいさなあき」(1年) ・「金りゅう寺のおじぞうさ」(2年)  ・「光とかげ」(2年)

・「おちば」(2年) ・「しぶがきの3人兄弟」(3年) ・「いちょうの木」(3年)

・「津具を見守るこうぼう様」 ・「立冬の水田」(4年) ・「しんげきの巨人の秋」(4年)

・「真っ赤なもみじ」(4年) ・「かきの木」(4年) ・下から見上げるいちょうの木」(5年)

・「プの山とススキ」(6年)

今回の作品は、12月中旬まで小学校の正面玄関に展示してありますので(2学期保護者会には展示してあります)、気軽に学校にお越しになってご覧下さい。撮影した子ども達のコメントもなかなか素敵です。
作品出展にご協力いただいた保護者の皆様、ありがとうございました。

なお、次回の「子ども写真展」は冬バージョンです。後日案内を配布し、冬休みから1月中旬まで応募をしますので、家族で津具の冬の素晴らしさを感じながら、写真撮影に挑戦してください。

柿 image

学習発表会の準備・練習、そして勉強も頑張っています。

全校歌声 1年劇練習

2年国語 3年劇練習

4年劇練習 5年算数

「修学旅行」は大事な行事

11月3日(月)~5日(水)まで、6年生が修学旅行に行ってきました。今年は10月中旬に予定したのですが、台風の影響で延期となり、紅葉が始まったこの時期に、京都と奈良の見学となりました。
昨年度と変更したのは、子どもの数が減少してきたので、貸し切りバスを使うのではなく、町のマイクロバス・電車・バス・タクシーなどを駆使し、京都→奈良の順に回ったことです。経費の面ではかなり安くなり、昨年とほぼ同様のコースが組めて、無理なく実施できたので良かったと思います。
6年生の行動を見ていると、初めて見ることや体験することが多く、感嘆の声が何度も聞こえてきました。班別研修では大切なポイントを探してメモを取ったり、各係の仕事をしっかり遂行したり、はきはきと返事をしたりするなど、見ていてとても気持ちの良い旅行でした。
二日目の夜の反省会では、「なぜ、室内では撮影禁止なのか」「修学旅行と家族旅行の違い」について考え、日本の文化を守ること、他人を気遣うこと、自分を見つめ直すこと、自分で責任をもって活動すること等について学びました。
私自身は、約30年ぶりの小学校の修学旅行でしたが、改めて修学旅行という行事の大切さを感じてきました。事前学習から当日までの6年生の取り組みのすばらしさが、その思いを強くしてくれたのかもしれません。小さな失敗もありましたが、本当に楽しい修学旅行でした。事後指導で子ども達がどんなまとめをするかとても楽しみです。
なお、事前の準備から当時の送迎等で保護者の皆様には大変お世話になりました。無事に帰校して保護者の手元に返すことができてほっとしています。ありがとうございました。

<下の写真の撮影場所はどこでしょうか?>

旅行1  旅行2

旅行3 旅行4

旅行5 旅行6

旅行7 旅行8

旅行13 旅行14

設楽町文化祭(小中学校造形展)と町民音楽会

11月8日(土)に町民音楽会が行われました。今年は、小中学校造形展は津具総合支所の2階を使い、町民音楽会は津具グリーンプラザで行われたため、午前中に造形展を見学し、午後から町民音楽会に参加しました。

小中学校造形展では、仲間の作品や町内小中学生の作品を見たり、作品を使って遊んだりして楽しみました。一つ一つの作品の素晴らしさにびっくりです。とても参考になったし、手間暇かけて作ったものは愛着があります。いつまでも大切にしたいものです。

設楽町内小学生の音楽発表は、各学校とも特徴を生かし、毎年ほぼ同じような取り組みをしているようです。津具小はブラスバンド、田口小は音読と合唱、田峯小はリコーダー、清嶺小と名倉小は合唱です。

今年の津具小ブラスバンドは低学年も途中から歌で参加し、全校での発表となりました。素晴らしい発表だったと思います。特にブラスバンドは、11月に入って更にレベルが上がってきたように思います。ホールが狭くて立ち見客が多かったですが、津具会場だったので見ることができて良かったという声も聞かれました。保護者の皆様には、お弁当の準備等ありがとうございました。

11月29日(土)の学習発表会も楽しみにしていて下さい。

文化祭7 文化祭8

文化祭1 文化祭2

文化祭3 文化祭6

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