2014年10月アーカイブ

10月28日(火)、津具小・中学校を会場にして、愛知県へき地教育研究大会が開催されました。この大会は、県内のへき地校と言われる小規模校(66校)の先生方が集まり、教育のあり方について研修する会です。今回は来賓を含めて約140名の方が集まりました。

本校では、全学年の授業を公開し、子ども達の学習の様子を参観していただきました。また、ブラスバンド演奏(1~3年は歌で参加)も披露し、少人数でも頑張っている姿を見ていただきました。参加された先生方からは、「津具の子ども達はいいなあ。すごい。」と賞賛する声が多かったです。何事にも頑張る津具小の子ども達なので、賞賛されたことを素直に喜びたいと思います。これからも、更なる向上を目指して、子どもも職員も一緒になって頑張りたいと思っています。

ブラス1 ブラス2

1年算数  2年算数

3年国語3 4年国語2

5年算数1 6年算数3

「なまず号」体験

地震が起きたときの揺れを体験できる「なまず号」が町内の各小・中学校に来て下さり、子ども達全員が、震度5以上の揺れを体験しました。中学年以上は阪神淡路大震災・東日本大震災の揺れや、予想される南海トラフ地震の揺れも体験することができました。

今回は固定された机に掴まっての体験でしたが、想像以上の揺れにびっくりし、もし、この揺れが実際に起きたら、全く動けないだろうし、家屋は倒壊するだろうと思いました。改めて地震の恐ろしさと備えの必要性を感じた地震体験活動でした。

地震1 地震4年3

地震2年 地震1年

地震4年 地震3年

津具の自然シリーズ第2弾として、10月20日の月曜朝礼で、津具で採れる「食べられるきのこ」について考えました。今回話題にしたのは9種類のきのこです。地域の方のご協力で、実物も7種類用意できました。自分の家できのこを栽培している子は8人、家族が山にきのこ採りに行くと答えた子は2人でした。
問題に出したきのこは、次の9種類です。

シイタケ、マツタケ、ナメコ、クリタケ、ヒラタケ、ショウゲンジ、大黒シメジ、
キシメジ、エノキダケ

学年ごとに、きのこの画像と名前を結ばせたところ、6年生は9種類のきのこの名前を全部当て、びっくりしました。普段、なかなか見る機会の少ないきのこもありましたが、津具の自然の素晴らしさを感じ取ってほしいと思っています。ご家庭でも、秋の野山に出かけて豊かな自然を体感し、津具の素晴らしさを話題にされてはいかがですか。

下の写真は7種類のきのこが写っています。ちょっと分かりづらいので、保護者の皆さん、子どもと一緒に確認してみてください。

きのこ箱入り

「青垣会」様から時計を寄贈していただきました

津具の短歌の会(青垣会)が、ご高齢により活動を中止されることになったそうで、会の解散に伴って、小学校へご寄付をいただきました。子どもの活動に役立ち、記念になるもがよいと考え、音楽室に電波時計を設置することにしました。音楽室には、今までより大きくて立派な時計が付き、子ども達もとても喜んでいます。
学校は地域の皆様に温かく見守られ、ご支援・ご協力によって成り立っていることをつくづく感じています。大切に使わせていただきます。ありがとうございました。

時計

先週の授業・活動の様子です

1年…体育 2年…劇決め 3年…国語 4年…書写 5年…算数 6年…算数

1年体育 2年劇決め

3年国語 4年書写

5年算数1 6年算数1

修学旅行延期

  10月13日から出かける予定だった修学旅行が、台風の影響で延期になりました。とても楽しみにしていたので、6年生はさぞがっかりしているだろうと思っていたら、いつものように明るく元気に活動していました。「残念だったけど、楽しみが先延ばしになったので、その分ずっと楽しめるからいいです。」と、プラス思考で考えている子ども達。さすが6年生です。

修学旅行は11月3日(月)~5日(水)になりました。京都・奈良は紅葉の季節で、真っ赤に染まった古都が見られそうです。ただ、観光客も多いと思われますので、安全面に十分気をつけて、楽しい修学旅行になることを願っています。保護者の皆様には、3日間のお弁当等、お手数をおかけして申し訳ありませんでした。

6年1 6年2

楽しい授業や活動が展開されています

今週の授業や活動の様子を紹介します。

<1年生は丸くなるのが好き?>

みんなで集まって算数の勉強をしていました。1年生なので、主に担任が進める授業が展開されていますが、子ども達は、教材を操作しながら意見を出し合い、「えーすごい」「こんな方法もあるよ」「どうしてそうなるの」など、学びのつなげ方も覚えながら、楽しく学んでいます。

<2年生の姿勢は?>
元気いっぱいで活動好きの2年生。授業中も動くことが好きで、なかなか椅子の位置が定まらない子もいますが、養護教諭が作ってくれた姿勢定規を自分たちで「ゼロ式」と名付け、活用して姿勢の意識を高めています。ご家庭でも姿勢が気になったら、「ゼロ式!」と言うと、シャキッとするかもしれません。

1年 2年

<3年生の語彙力は?>
国語の時間に、文中の分からない語句を辞書を使って調べていました。手分けして書き出していましたが、なかなか手早い活動です。辞書を使うことにも慣れてきて、一人一人の語彙力もどんどん増えてきそうです。学力の基礎となる語彙力を高め、学びをつなげて、読み取る力や考える力を伸ばしています。

<4年生の歌唱力は?>

朝からきれいな歌声が聞こえてきます。子ども達の高い声と担任の低い声が歌の幅を広げ、強弱も意識して歌っているので、聞いていてとても心地よいです。今年の4年生はブラスバンドの技能習得もとても早いそうです。一生懸命さが伝わってくる4年生です。

3年 4年

<5年生は○○がリード?>
朝の「言葉タイム」の時間に、担任不在の5年生が漢詩の「春望」をどのように読むかを話し合っていました。「漢詩を読む人と、意味を言う人を交互にやったらどう?」「全員が漢詩を読んだ方がいいんじゃない?」「みんなで一斉に読むと意味が言えないよ。」・・・意見が出るのは○○が多く、聞き役は○○です。「○○も意見を言ってよ。」「いつも○○に任せるんだから。」「だって、いい考えが浮かばないもん。」
こんなやりとりをしながら、仲良く活動している5年生です。

5年 5年2

行事が続いた1週間

先週は、全校や各学年の行事がいくつかありましたので、その様子を紹介します。

<ブラスバンド講習会>  
10月6日(月)はブラスバンド講習会が行われ、講師の小池先生から楽器演奏の技を学びました。伝統的なブラスバンドです。職員室では、本校の合唱が声量があって素晴らしいのは、ブラスで長く息を吹く練習をしていることも影響しているねと言っています。

  今年のブラス発表は、10/28(火)…愛知県へき地教育研究大会、11/8(土)…町民音楽会、11/13(木)…偕楽園訪問、11/29(土)学習発表会の4回ありますので、その変化を楽しみにしています。

ブラス1 ブラス2

<都市体験学習(3・4年)>
10月7日(火)は3・4年生が都市体験学習で、名古屋港水族館と名古屋港見学に行ってきました。私自身は初めての体験なので、どんな様子か楽しみにしていました。

感心したのは、4年生のリーダー性です。上学年として、予定表や電車の乗り換えを覚え、3年生を常に気遣い、3年生に教えながら、時計を見て行動している姿は立派でした。

名古屋の街の様子、港の様子など、津具との違いを感じ取り、みんな楽しく活動していました。帰りのバスは爆睡でした。

都市体験0 都市体験1都市体験4 都市体験3

都市体験2 都市体験5

都市体験6 都市体験7

<校内授業研究会(1・4年)>                          

10月8日(水)は校内授業研究会が行われました。安城南中学校長の水野達彦先生をお招きし、1・4年生の授業を参観して研修を行いました。

1年生の国語の授業では、子ども達が疑問に感じたことを解きながら楽しく活動していました。4年生の国語の授業では、和室と洋室の違いを読み取り、真剣な眼差しで課題と向き合っている姿が印象的でした。

授業後の研修会では講師の水野先生から多くのことを学びましたので、今後の授業に生かしていきたいです。

1年授業1 1年授業2

4年授業2 4年授業1

授業研究1 授業研究2

<秋の遠足(1・2年)>
10月9日(木)は1・2年生が遠足に出かけました。今年は上津具方面です。鞍船遺跡から行人原・井口方面に向かい、丸山時輝君の家でお弁当でした。

帰りは雨が降ってきましたが、丸山桂さんの工場も見学してきました。2年生が中心となって大きな声で歌いながら楽しく歩き、雨にも負けない低学年でした。

DSC03561 DSC03565

DSC03591 DSC03567

遠足2 DSC03614

DSC03598 遠足3

学校公開日・祖父母参観・給食試食会

9月30日と10月1日の二日間は学校公開日でした。特に10月1日は、祖父母参観日、給食試食会などもあり、多くの方に来校していただきました。祖父母参観日は、本年度2回目でしたが、今回も12名の祖父母の方が来てくださり、子ども達もとても喜んでいました。給食試食会は、11名の参加がありました。子どもと一緒に会食して子どもの様子を見ていただき、健康のめあてを一緒に考えるなど、保護者の方にとっても有意義な活動であったと思います。

お忙しい中、ご来校くださりありがとうございました。今後も改善しながら継続していきたい活動だと考えています。

祖父母1 祖父母2

アーリントンハイツからのお客さん
  アメリカのアーリントンハイツから中学生一行が設楽町に来て、ホームステイをしていました。期間中の9月26日には中学生が、そして29日には先生方が来校され、子ども達と楽しく触れ合って行きました。親しくなるにはまず笑顔から。これは万国共通ではないかと思っています。

アーリントン1 アーリントン2

津具の自然を学ぶ-月曜朝礼の校長講話-

月曜朝礼時の校長講話に「津具の自然を学ぶシリーズ」を入れていこうと考え、2学期の最初は「ハチ」の話をしました。1回目は、津具で見かけるハチとその特色。2回目は「ミツバチ」。

ミツバチの話では、「日本ミツバチ」と「西洋ミツバチ」の違いを考え、学年ごとの問題に答えていきました。自分で考える→みんなで考える→人に説明できるようにするという本校の研究を意識したパターンで活動が進み、全学年が正解して、「日本はちみつ(和みつ)」で作った自家製クッキーをもらいました。学年ごとに時間を決めて食べていましたが、さて、その味は???。

1年ハチ 2年ハチ

3年ハチ 4年ハチ

5年ハチ 6年ハチ

人を気遣う「やさしい笑顔」

この「はちみつクッキー」には、続きの話があります。

担任から聞いた話ですが、ある学年で、みんなでクッキーを食べ始めた時、一人の男の子が、クッキーの半分だけ食べて、半分を残していました。「どうしたの?」と聞くと、「弟に持っていく。」と言って、半分食べなかったそうです。

この話を聞いて、私はびっくりしました。たくさんあるならともかく、3センチほどの薄くて小さなクッキー1枚です。みんなおいしそうに1枚食べているのに、自分は我慢して半分だけ。弟を思いやる優しい心に感動しました。

おそらく、持ち帰った半分のクッキーをもらった弟も、クッキーをあげた本人も、それを見守る家族の方も、「優しい笑顔」に包まれたと思います。素晴らしい家庭教育をされていると感じました。

2020年10月

        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31

月別 アーカイブ