7月12日(金)、1学期最後の授業研究会を行いました。
今回は、設楽町の教職員指導力向上研修会も兼ね、校外からの参観者も多く来校しました。また、愛知教育大学の柿崎教授が、大学院生2名とともに来校され、ご指導してくださいました。
5・6年生の総合的な学習の時間「津具小学校50周年記念式典を成功させよう」の一コマです。津具小学校の歴史を紐解き、どの年代でも行われていた鼓笛隊・マーチング・ブラスバンドといった吹奏楽をキーワードに、式典での吹奏楽演奏の可否を考える時間でした。
子どもたちは、自分の調べてきた歴史的背景やその当時の人々の感想、願いをもとに、当日どのように扱いたいかを発言していきました。子どもたちが、過去に本校を卒業した人々の思いを大切にしていることが伝わりました。
授業後の研究協議では、子どもたちの発言や積極的なかかわりあい、授業者の準備や話し合いが深まるための支援について活発な意見交換がなされました。また、設楽教育指導室の指導主事からは、研究構想に沿った単元の進め方、本時の位置づけと今後の展開についてご指導をいただきました。
研究を監修していただいている柿崎教授からは、デューイの「探究の概念」に基づく視点から本校の研究に関する理論的側面を支えていただきました。
1学期の公開授業研究を終え、成果と課題を明らかにして、2学期に向けて準備をしていきます。