2021年10月アーカイブ
保健センターのご支援を得て、助産師さんと、町内の妊婦さんをお迎えする、「いのちの授業」 を実施しました。
「みんな、こうだったんだよ!」 「こうやってお腹の中で育ってきたんだよ!」
助産師さんの力強い言葉がけで、子どもたちの、自身を見つめる思い、母親をはじめ家族を見つめる思いを高めていただけました。
「羊水を飲んで、またおしっこをして...」 というお話では、「えーっ」 と声をあげていた子どもたちでしたが、助産師さんの 「真実の言葉」 に、ぼく・私たちの 「じぶんごと」 としてとらえる姿勢 (頭と心) は着実に高まっていきました。
また、エコー画像で、妊婦さんのお腹の中を見せていただき、命の神秘についてもしっかりと考えることができました。
先行しての、保健の授業実践とも相まって、一歩 「おとな」 に近づいた4年生です!
それぞれの家庭からいただいたお手紙で、自分が誕生した時の家族の思いにもふれて、大きな 「せいちょう」 の機会となりました。
ホテルの皆さんのお見送りに、車窓から感謝の気持ちを伝えて、最終日がスタート!
ほどなく、伏見稲荷大社近くで下車すると、最初の鳥居が見えてきました。
細い道もありましたが、全員が 「先頭モード」で、振り返って前後に気をつけながら歩きます。自転車のたくさん通る道、踏切のある道など、普段とは違う、街なかの雰囲気を味わいました。
伏見稲荷では、有名な 「千本鳥居」 をくぐったほか、「神様の通り道」 についての貴重な教えもいただきました。
続く、二条城では、天下を取った家康をはじめ三代家光に至る城づくりの考えや、十五代慶喜の 「大政奉還」 というできごとまで、江戸時代に思いをはせる学びができました。邸内を巡った二の丸御殿のほか、散策した二の丸庭園からも、当時の徳川家の持つ力の大きさを感じることができました。
最終見学地の清水寺でも、壮大な舞台のほか、地主神社や音羽の滝などの歴史にふれました。ゆかりの武将・坂上田村麻呂にかかわる碑も、しっかりと見ることができました。
すべての見学を終え、昼食を済ませた後は、いよいよ清水界隈の散策と買い物タイムです。班ごとに、周辺に足をのばしたり、スイーツを味わってみたり、楽しい時間が進みます。
楽しい思い出を乗せたバスは京都を離れ、乗り換え中継地点の刈谷ハイウェイオアシスまで戻ってきました。3日間お世話になった大型バスの運転手さんに、安全な旅を支えていただいたお礼を述べ、降車となります。感染症だけでなく、この旅の安全のため、多くの方が関わってくださったことに、あらためて全員が感謝の思いをもちました。
帰路はぐっすり、とはならず、ビンゴ大会で盛り上がる子どもたち!
しかし、暗くなってくる頃には、帰着式で発表することのまとめを含め、思い出にひたる静かなひとときがありました。
帰着式にあわせ、保護者の皆さん方にお集まりいただきました。式では、一人一人が3日間の思い出・発見を発表し、しっかりと旅のしめくくりをすることができました。それらの発表の中には、楽しい思い出だけでなく、旅のできごとからの学びを語る場面もありました。
「せいちょう」 へのチャレンジを経て、この旅だけでは完結しない、これからのがんばりのもと(「せいちょう」のタネ ) を発見したことは、ほんとうに頼もしい6年生の姿だと思います。
安全・感謝・発見の旅! 「せいちょう」の3日間でした!
保護者の皆さん方をはじめ、この旅をお支えいただいたすべての方々に厚く御礼申し上げます。ほんとうにありがとうございました。
翌日は、奈良から京都にかけて、5か所の見学があります。
和洋のおいしい朝食でスナップを撮り合い、荷物整理をしたら、宿の方にしっかりと感謝の気持ちを伝えて出発です!
早朝の東大寺大仏殿、厳かな雰囲気に包まれての2日目スタート!
ガイドの付かない見学地ということで、担任に 「振られた」 校長が急きょ即席ガイドとなりました。手のひらの大きさやそれらが表す意味についてのお話や、模型展示をもとにした大仏様のお顔が見える 「観相窓」 の秘密などのお話をして、なんとか役割を果たすことができました。
東大寺南大門で、金剛力士像の大きさにふれた子どもたちは、門前で再びシカとふれあって、思い出いっぱいの奈良を後にしました。めざすは、京都・宇治!
平等院鳳凰堂では、藤原頼通の思いにふれ、当時の日本のあり様を考えることもできました。
続く、三十三間堂では、ガイドさんの教えにしたがい、しっかりと千手観音像の腕の数を数え、「自分の知り合いに似た顔の像」 を見つけることに熱中しました。像に込められた願いなども学び、充実した見学ができました。
銀閣(慈照寺)には、向月台や銀沙灘、東求堂など見どころがいっぱいで、ゆったりと庭園散策ができました。特に、向月台の役割は、ガイドさんのクイズを通して楽しく学ぶことができました。
続く金閣(鹿苑寺)は、昨年度の先輩が 「修復中」 で見られなかっただけに、感嘆の声をあげながら、しっかりと目に焼き付けようとする子どもたちの姿が印象的でした。
京都のホテルにチェックインすると、「宣言」 明けの初の宿泊団体ということで、思いがけない歓待を受けることになりました。安全対策を徹底していることのアピールもあり、子どもたちのための特別な取組には感謝の思いでいっぱいです。
コース料理を 「完食」 に近い食べっぷりの子が多くいました。この後、満足したお腹を抱えて、夜の散策に出発です!
ガイドさんと京都タワーに登って、ここで2日間お世話になった感謝の気持ちを伝えることができました。続く、念珠づくり・京焼絵付け体験では、思い思いの作品を仕上げることができました。
ホテルのロビーをお借りしての振り返りの会では、班活動で心配りができたという自他の 「せいちょう」 を感じる発言が続き、うれしいひとときでした。安全面やマナー面では反省が残り、歩くときには、一人一人が 「先頭モード」 になって考えて歩くことを約束しました。
安全・感謝・発見の旅! 新体験いっぱいの2日目が終了しました!
先月末の、国の 「緊急事態宣言」 の解除を受け、保護者の皆さん方のご理解、町からのご支援を得て、いよいよ修学旅行の日を迎えることができました。
台風一過の好天に恵まれ、学年みんなそろって、「せいちょう」 へのチャレンジの旅に出発です。何よりも安全に、感謝の心を忘れず、そして、さまざまな発見をめざしていきます! 出発式での元気な 「誓い」 を胸に、保護者の皆さん方、職員の見送りを受け、バスは動き始めました。
密を避けるため、中継地点にて大型バスに乗り換え、一行は、一路奈良へ向かいます!
わくわく感いっぱいだったバスを降り、法隆寺前で昼食を済ませると、さっそく境内へ! ただ、この頃には夏のような強い日差しが照り付け、少しまぶしそうな 「記念写真」 第1号となりました。
ガイドさんの案内をしっかりとメモし、写真撮影不可の展示物をしっかりと目に焼き付けながら、法隆寺の 「秘密」 をたくさん学んだ子どもたちです。
バスで 「平城京」 跡地を巡り、車窓からの「朱雀門」 を楽しんだ子どもたちは、お待ちかね、シカとふれあえるスポットに到着です。ただ、若草山を抜け、春日大社に至る頃には、楽しみであったシカに、「来ないで~」 と叫ぶまでに・・・。久々のお客さんの 「シカせんべい」 を求め、突進してくるシカも多く、あちこちで 「ヘルプ」 の声が聞こえました。
仲間の調べ発表を聞き、阿修羅像や仏頭の見学を経て、興福寺五重塔にさしかかると、日が傾き始めていました。それぞれの班でしっかりと記念写真を撮りつつ、夕食後に見学する 「ライトアップされた五重塔」 にも期待を膨らませる子どもたちでした。
宿に到着し、おいしい夕食を味わった後は、お楽しみの夜店体験と、夜の興福寺散策です。
最初の 「おみやげタイム」 だけに、予定時間いっぱいまで、悩み、粘った子どもたちでしたが、全員が 「満足」 の買い物ができたようで、笑顔で興福寺下のエリアに集合してきました。
職員のカメラで、光の具合を調節しながらチャレンジした、ライトアップ撮影!いかがでしょう!?
この後、宿に戻って、楽しい1日目の振り返りを行いました。歴史文化にふれたことの感激の発言もありましたが、はしゃぎすぎてしまったことや、まだまだ班活動では 「せいちょう」 できていない声も聞かれました。明日の 「チャレンジ」 に期待する担任からの言葉を胸に、就寝準備です。
安全・感謝・発見の旅! わくわく感いっぱいの1日目が終了しました!
行事が充実する10月です。国の「緊急事態宣言」が明け、様々な制約も緩和される中ですが、今一度、心を引き締め、子どもたちの安全な学校生活と行事運営に心がけていきたく思います。
今月も、ご支援をよろしくお願いします。
1日(金)体位測定(低学年) 林業体験学習(5年)
3日(日)~5日(火)修学旅行(6年)
6日(水)6年振替休業日
7日(木)体位測定(中学年)
8日(金)体位測定(高学年) PTA企画あんしん部会
9日(土)田口祭り・花火打ち上げ
11日(月)全校朝礼(後期児童会役員委嘱)
14日(木)スクールカウンセラー来校
20日(水)ゼロの日
22日(金)1・2年遠足(町内)
23日(土)PTA奉仕作業