翌日は、奈良から京都にかけて、5か所の見学があります。
和洋のおいしい朝食でスナップを撮り合い、荷物整理をしたら、宿の方にしっかりと感謝の気持ちを伝えて出発です!
早朝の東大寺大仏殿、厳かな雰囲気に包まれての2日目スタート!
ガイドの付かない見学地ということで、担任に 「振られた」 校長が急きょ即席ガイドとなりました。手のひらの大きさやそれらが表す意味についてのお話や、模型展示をもとにした大仏様のお顔が見える 「観相窓」 の秘密などのお話をして、なんとか役割を果たすことができました。
東大寺南大門で、金剛力士像の大きさにふれた子どもたちは、門前で再びシカとふれあって、思い出いっぱいの奈良を後にしました。めざすは、京都・宇治!
平等院鳳凰堂では、藤原頼通の思いにふれ、当時の日本のあり様を考えることもできました。
続く、三十三間堂では、ガイドさんの教えにしたがい、しっかりと千手観音像の腕の数を数え、「自分の知り合いに似た顔の像」 を見つけることに熱中しました。像に込められた願いなども学び、充実した見学ができました。
銀閣(慈照寺)には、向月台や銀沙灘、東求堂など見どころがいっぱいで、ゆったりと庭園散策ができました。特に、向月台の役割は、ガイドさんのクイズを通して楽しく学ぶことができました。
続く金閣(鹿苑寺)は、昨年度の先輩が 「修復中」 で見られなかっただけに、感嘆の声をあげながら、しっかりと目に焼き付けようとする子どもたちの姿が印象的でした。
京都のホテルにチェックインすると、「宣言」 明けの初の宿泊団体ということで、思いがけない歓待を受けることになりました。安全対策を徹底していることのアピールもあり、子どもたちのための特別な取組には感謝の思いでいっぱいです。
コース料理を 「完食」 に近い食べっぷりの子が多くいました。この後、満足したお腹を抱えて、夜の散策に出発です!
ガイドさんと京都タワーに登って、ここで2日間お世話になった感謝の気持ちを伝えることができました。続く、念珠づくり・京焼絵付け体験では、思い思いの作品を仕上げることができました。
ホテルのロビーをお借りしての振り返りの会では、班活動で心配りができたという自他の 「せいちょう」 を感じる発言が続き、うれしいひとときでした。安全面やマナー面では反省が残り、歩くときには、一人一人が 「先頭モード」 になって考えて歩くことを約束しました。
安全・感謝・発見の旅! 新体験いっぱいの2日目が終了しました!