ホテルの皆さんのお見送りに、車窓から感謝の気持ちを伝えて、最終日がスタート!
ほどなく、伏見稲荷大社近くで下車すると、最初の鳥居が見えてきました。
細い道もありましたが、全員が 「先頭モード」で、振り返って前後に気をつけながら歩きます。自転車のたくさん通る道、踏切のある道など、普段とは違う、街なかの雰囲気を味わいました。
伏見稲荷では、有名な 「千本鳥居」 をくぐったほか、「神様の通り道」 についての貴重な教えもいただきました。
続く、二条城では、天下を取った家康をはじめ三代家光に至る城づくりの考えや、十五代慶喜の 「大政奉還」 というできごとまで、江戸時代に思いをはせる学びができました。邸内を巡った二の丸御殿のほか、散策した二の丸庭園からも、当時の徳川家の持つ力の大きさを感じることができました。
最終見学地の清水寺でも、壮大な舞台のほか、地主神社や音羽の滝などの歴史にふれました。ゆかりの武将・坂上田村麻呂にかかわる碑も、しっかりと見ることができました。
すべての見学を終え、昼食を済ませた後は、いよいよ清水界隈の散策と買い物タイムです。班ごとに、周辺に足をのばしたり、スイーツを味わってみたり、楽しい時間が進みます。
楽しい思い出を乗せたバスは京都を離れ、乗り換え中継地点の刈谷ハイウェイオアシスまで戻ってきました。3日間お世話になった大型バスの運転手さんに、安全な旅を支えていただいたお礼を述べ、降車となります。感染症だけでなく、この旅の安全のため、多くの方が関わってくださったことに、あらためて全員が感謝の思いをもちました。
帰路はぐっすり、とはならず、ビンゴ大会で盛り上がる子どもたち!
しかし、暗くなってくる頃には、帰着式で発表することのまとめを含め、思い出にひたる静かなひとときがありました。
帰着式にあわせ、保護者の皆さん方にお集まりいただきました。式では、一人一人が3日間の思い出・発見を発表し、しっかりと旅のしめくくりをすることができました。それらの発表の中には、楽しい思い出だけでなく、旅のできごとからの学びを語る場面もありました。
「せいちょう」 へのチャレンジを経て、この旅だけでは完結しない、これからのがんばりのもと(「せいちょう」のタネ ) を発見したことは、ほんとうに頼もしい6年生の姿だと思います。
安全・感謝・発見の旅! 「せいちょう」の3日間でした!
保護者の皆さん方をはじめ、この旅をお支えいただいたすべての方々に厚く御礼申し上げます。ほんとうにありがとうございました。