6月9日から、1年生は一泊二日の「郷土合宿」でした。目標は「津具の新たな一面を発見し、地元への愛着を深める」「働くことの意義を考え、仕事について関心をもつ」「自立と自律の心を育てる」「公徳心を養う」「学級の団結をより高める」の5つです。
6月9日(木)は、朝8時15分に学校で出発式を行いました。2年生、3年生に見送られて、郷土合宿が始まりました。午前中は、津具の産業を知る活動です。自転車で出かける予定が、雨のために徒歩での移動となりました。
最初は民宿「まほろば」を訪問させていただきました。経営者の小西夫妻から、大阪から津具に移住されて、民宿をはじめられた経緯や、思いをうかがいました。
次は、下津具の村松正人さんのハウスで、シクラメン栽培のことについてお話をうかがい、苗の植え替えの作業も体験させていただきました。
学校に戻ってお弁当を食べて、つぐグリーンパークに向かいました。入村式を終えると、さっそく夕食にするニジマスつりです。小雨が降る中でしたが、なんと4人で十数匹(1キロ200グラム)を釣り上げました。
釣りの次は、夕食の作りです。まき割りをしたりや魚のはらわたをとったり、かまどに火をおこしたり。はじめて体験する子もいました。飯ごうで炊いたご飯と、釣った魚の串焼きをはじめ盛りだくさんのメニューで、バイキング形式でおいしくいただきました。
夕食の頃には雨もあがって、夕食の後は、天文台まで肝試しをして、一日の最後に、キャンプファイヤーをしました。マシュマロを焼いて食べたり、花火もしました。
6月10日(金)は、いい天気になって、すがすがしい朝を迎えました。ラジオ体操をして、朝食作りです。昨日より手際がよくなったようです。朝食と味噌汁やウインナーをおいしくいただきました。昼食のおにぎりも作りました。
退村式では、松井さんが、つぐグリーンパークのお仕事のお話をしてくださいました。学校に戻り、おにぎりを食べて、今日の津具の産業を知る活動に移りました。自転車に乗って、最初に尋ねたのは、佐々木富子さんのハウスです。天狗なすとトマトの栽培についてお話をうかがいました。
最後は、森林組合を訪問させていただきました。佐々木さんが森林組合の仕事について説明をしてくださいました。また、チェーンソーで丸太を切る体験もさせていただきました。
郷土学習をとおして、自分たちで計画したことを実際にやってみて、学んだことがありました。また、津具で働く人たちから、いろいろなお話が聞けました。それぞれの仕事の様子を教えていただきました。どの人からも、津具を大切に思う気持ちが伝わってきました。子どもたちを大事に思ってくださっていることも伝わってきました。
ご協力いただいたみなさんに感謝いたします。本当にありがとうございました。