8月3日・4日、一泊二日の日程で、田口高校との中高一貫連携事業の一つであるサマーセミナーが行われました。今年度も田口高校の鴨山演習林にお世話になりました。
設楽・東栄・豊根・津具の4つの中学校の生徒が混ざった班での活動でした。津具中学校の生徒は各班に一人ずつ。初めの自己紹介では、どの子もよそよそしく、緊張した面持ちでした。
その緊張をほぐしてくれたのが、田口高校林業科の3年生の生徒のみなさんでした。中学生にとてもフレンドリーに話しかけながら、活動を進めてくれました。班の中も、少しずつほぐれ、会話も増えました。その後のスタンツ計画の頃には、自然に班の仲間に話しかけ、一緒に案を練る生徒たちの姿がありました。真っ暗な中でのキャンプファイヤーは、顔が見えなくても、たくさんの笑い声で楽しい雰囲気が伝わってきました。校長先生・・・火の神様も、荘厳なオーラが漂っていました。
二日目、少し疲れがたまっているのか、朝ごはんのときはぼーっとしている表情もありました。でも、時間を守って集まったり、班の仲間同士で声を掛け合って準備片づけや掃除をしたり、ということは、前日よりもとてもスムーズにできるようになりました。班の集合写真も、かなりくだけています。班の仲間と打ち解けてきた証拠かな?
この日は田口高校普通科の生徒と交流がありました。レクリエーションやカレー作りで、実際にやってみせたり率先して動いてくれたり、リーダーシップを発揮してくれました。そのおかげで、おいしいカレーライスがたっぷりできました!満腹になるまで食べたのも、思い出の一つです。
たった一泊二日ですが、生徒同士の距離はとても近づきました。貴重な時間だったなと思います。北設楽で過ごす仲間なので、これからも絶対に出会うでしょうし、今回つながった関係が長く、長く続いていくことを期待します!かっこいい姿を見せてくれた高校生や、準備・片付けに走り回ってくださった先生方に、感謝ですね。(吉本)