朝からしとしとと雨が降っています。その雨につなげて、全校朝礼で「今日の雨に名前をつけるとしたら、何とつけますか?」と質問してみました。最初に出てきた答えは「春雨」。予想通りでした。が、春雨はもう少し早い時期の雨のことかな、と思って「ちょっと調べてみて」と言葉を濁しました。その代わりに「春雨スープ」のどうでもよい話をしてしまいました。この話のきっかけは、昨日が「穀雨」であったことと、桜が満開になっている今の時期なので「花散らしの雨」のことを話したかったからです。
日本には、季節や自然を表す魅力的で美しい言葉がたくさんあります。季節を感じながら、優しい言葉とつなげて、日本人であることを誇りに思えるような生徒や先生になってほしいと思います。私の今年のうたい文句(キャッチフレーズ)は「和顔愛護」です。 (O)