設楽町の文化祭に合わせて、小中学校造形展が田口特産物振興センターで開かれていました。日曜日までの開催でしたが、津具中学校は国内研修の日程の関係もあって、造形展が終了した月曜日の今日、全校で見学に行きました。センターは休館日でしたが特別に開けていただいての見学です。各校の力作を見ながら、話題が弾んでいました。同時に、奥三河郷土館の見学もしました。１年は自然、２年は歴史、３年は民俗と３年間で一通りの郷土学習ができるように計画されています。今年は新美南吉生誕１００年。南吉が訪れたと言われている設楽町の塩津温泉までの足跡を、廃線となった田口線と共にパネル展示する企画もあり、現在の地図と比べながら、興味深く見学することができました。
新型コロナウイルス感染予防のため、町教委の判断により、町内小中学校で統一して来賓の参列は遠慮していただき、生徒、保護者、職員のみでの式となりました。他地区では、在校生、保護者等の参加を見送る地区もあったようなので、21人の生徒全員で卒業を祝うことができたのはうれしいことでした。
令和初の卒業生7名は、一人ずつ厳かに入場し、堂々と卒業証書を受け取りました。
ＰＴＡ会長さんの涙をこらえての祝辞に卒業生も胸に来るものがあったようです。
在校生からの感謝の気持ちのこもったはなむけの言葉。合唱発表会での全校合唱曲を最後の思い出にもう一度一緒に歌いました。
卒業生の当時では、これまでの学校生活、かかわってきたたくさんの人たちへの思い、これからの決意を、ときに感情があふれ、涙がこぼれながらも力強く伝えきりました。
例年より少ない人数での門出でしたが、思いのこもった暖かい雰囲気の式になりました。
7名の卒業生は、津具中学校を巣立ち、これからそれぞれの道を進んでいきます。自分の選んだ道を力強く歩んでいくことを願い、またこれからも応援しています。
卒業おめでとう！
