28日、奥三河総合センターで「設楽町中学生海外派遣事業報告会」が行われました。町長、副町長、議会議長をはじめとする議員のみなさん、町教育委員長をご来賓に迎えて、3年生が堂々と報告をしました。保護者や地域の方も大勢聴きに来てくださいました。
しっかり練習をしたことが成果となり、自信をもって発表する姿に、胸がじーんとしてきました。ここでしっかり報告をすることこそが、派遣を支えていただいた皆さんの恩に報いることだと思います。しっかり恩返しのできた報告会でした。自分の将来の夢と結びつけたり、いくつかの視点に絞って深く説明したりと自慢のできる発表内容、姿勢でした。特に、最後の米倉生徒会長の言葉は素晴らしかったです。津具中の3年生、津具中生徒を代表するにふさわしいスピーチでした。
1学期に社会科で「グローバル化」「情報化」について学びました。現在は、僕たちの回りに世界中の物があふれ、インターネットを通して世界中の人と交流ができます。しかし、僕は、海外研修に行かなければ分からないことをたくさん知ることができました。 僕が知ったことは、「コミュニケーションをする楽しさ」と「ふるさとの素晴らしさ」です。 ホームステイ1日目。最初はなかなかコミュニケーションがとれず不安でした。しかし、ホストファミリーが優しく接してくれたり、ジェスチャーをしながら話してくれたりしたおかげで、だんだん不安がなくなっていきました。最後には、自分から積極的に話せるようになり、コミュニケーションの楽しさを知ることができました。 もう1つは、日本のすばらしさ、設楽町の素晴らしさが分かりました。日本の素晴らしさは、けじめがついていることと清潔であるということです。まじめに自分のことを一生懸命やること、ゴミが落ちていたら拾うといった清潔を保つこと、これは、日本の素晴らしさだと思います。設楽町の素晴らしさは、自然を大切にしていることと人々の温かさです。今日報告会にきて下さった地域の皆さん、町役場の方々、家族のみんな。皆さんのおかげで僕たちは海外研修に行き、様々なことを学ぶことができました。 中学校生活は残り半年となりましたが、海外研修で学んだことをこれからの生活に生かしていきたいです。ありがとうございました。 |