1年生が美術でたこを作りました。そのテスト飛行(?)を男子3人がしていました。でもなかなか揚がらないみたいで、校長室に助けを求めてきました。「風がないんじゃない?」「いいえ、風はあります。」「それじゃあ揚げ方が悪いだね」といいながら、運動場に出て行って、揚げてみました。片方を持ってあげて、「揚がったら、少しずつ引っ張るんだよ」と助言したら、揚がる、揚がる、ものすごい勢いで揚がりました。遙か彼方に凧がみえます。大成功Yでした。「そうか、走らんでもいいのか」と言いながら、尊敬のまなざしで見つめられました。これはひょっとして「亀の甲より年の功」なんでしょうか。このあと、教頭先生も出てきて、もう一人のたこ揚げの助言をしていました。これも成功!これぞまさしく「亀の甲より。。。」です。
このあと、揚がり終えた凧は、地面へ落ちました。そこにはくしゃくしゃに絡まった凧糸が残りました。その凧糸を、「もつれ合った糸をほどくように、、、」と独り言を言いながら、ほどいたのは、一番時間に余裕のある私です。1年生のR君が授業後、「ありがとうございました」とさわやかにお礼を言いにきてくれました。それで、苦労は一気に吹き飛びました。