校長研修会で、一輪挿しを作りました。折角作ったので、校長室に飾り、校内にある花を挿してみました。皆さんからは「とっくり」と言われますが、とっくりではありません。私にとっては立派な「一輪挿し」です。掃除に来た1年生のKさんに聞いてみました。「とっくりに見える?」「はい」「でも、花瓶なんだな。見えるでしょ」「 (間) ......はい」 やっぱりかなり苦しいようでした。
生徒たちの活動の中にも、ありそうです。一生懸命作りました!一輪挿しだと信じて作りました!でも、うまく行きません。自分で自分を納得させています。 ぼくにとっては一輪挿しなんです。とっくりじゃあないんです。子どもたちの活動や取組を見守る中で、同じような場面に出会ったとき、いつもと違った声かけができるかもしれません。
校長室の「一輪挿し」は、そんなことを語りかけてくれているようです。小さな花でも良いから、これからも花を挿してあげて、自分の手で、「一輪挿し」にしてあげようと思います。