全校朝礼で季節の話をよくします。ちょうど今はお彼岸だから、彼岸花の話もしました。まだ咲いているのは見かけませんね。でも、金木犀がどこからかよい香りを届けてくれます。我が家の食卓には栗ご飯が登場しました(実は苦手なんですが、、)。秋が来たなあ、と感じることがたくさんありますね。小さい秋がたくさん見つかると良いなって思います。
朝、職員室の机の上に「国語通信」がありました。2年生が作った短歌、3年生が作った俳句をが掲載されていました。それぞれの個性が出ていて、なかなかのものでした。みんなの作品を紹介したいけど、ごめんなさい。ちょっと気になったものを、2,3紹介します。
グラウンド 響く足音 軽快に 今こそ成果を 見せるとき (2年 男)
*ちょっと字足らずですが、そこに、7音にしたい作者の作歌の苦労が伝わってきます
自己ベスト 体育大会の 幅跳びで 跳んだ瞬間 何か違った (2年 詠み人知らず)
*何が違ったんだろう・。心?、体?、技術?、それとも、、、。何なんだろう。
グラウンド 足音運ぶ 夏の風 (3年 男)
*きっと涼しい風なんでしょうね。聞こえてくる清々しい足音に、励まされます。
梅雨のころ 急ぎて帰る 下校道 (3年 男)
*じゃまな雨なんでしょうね。急いで帰る下校道で、作者は何を見つけるのでしょう。
勝手な解釈をしました。作者の皆さん、お許しを。国語担当のN先生は、通信の最後に、こんなふうに書いています。
・いかがだったでしょうか。難しい言葉を使わなくても、短歌や俳句は作れます。
おもしろいな、と思ったり、ああ、景色が浮かぶようだなあと思えるような句が
詠めたら、もうあなたは立派な歌人!こうした日本文化に、これからも気軽に
親しんでほしいな、と思います。 (中略) たまには、日本文化にふれる秋も
いかがでしょうか。
N先生、楽しい情報をありがとうございました。